哲学の道
?評価について

京都 哲学の道
哲学人が愛した小路で
四季を感じる

日本を代表する観光地、京都。寺社仏閣や風光明媚(ふうこうめいび)な自然など、魅力的なスポットが数えきれないくらいあります。そんな中でも日常と歴史が交差する不思議なスポットが哲学の道です。春には桜、秋には紅葉が見ごろを迎え、国内外から多くの観光客が訪れます。

今回はそんな哲学の道の歴史や周辺おすすめスポットを紹介しましょう。哲学の道はぜひゆっくり歩いて巡っていただきたい場所です。

この記事を読めば、哲学の道周辺で見るべきスポットが分かります。

思想家が愛した
哲学の道

ここでは、哲学の道の立地や名前の理由についてご紹介します。このすてきなネーミングの由来はなんでしょうか?

住宅地の中の自然

哲学の道

哲学の道沿いの民家

哲学の道とは東山の麓、若王子神社付近から銀閣寺まで続く疎水沿いの遊歩道のことです。この疎水は明治時代に作られた人口の水路で、その土手には桜をはじめとする木々や植物が植えられています。

ネーミングの由来

哲学の道は、京都在住の哲学者、西田幾多郎が思索にふけりながら散歩をしていたことで有名になったそうです。当時は思索の道と呼ばれていましたが、やがて西田幾多郎の弟子の田辺元や三木清といった哲学者も同じ道を好んで散歩しはじめました。これにより、1972年に哲学の道と正式に名付けられたのです。今では絶好の散歩スポットとして、地元の人や観光客が散策を楽しんでいます。

街中で自然と触れ合える
哲学の道の魅力

哲学の道は京都の中心部近くにありながら、豊かな自然を感じ取ることができることのできる場所です。ここではその魅力を詳しくご紹介しましょう。

自然を肌で感じられる場所

哲学の道

自然を身近に感じられる哲学の道

哲学の道は街中でありながら、自然を感じられる場所です。水路の端には桜をはじめとするさまざまな草木が植えられ、季節ごとに変化を感じられます。

自分の足で巡りたい場所

また、思わず足を止めて入りたくなる小さなカフェや、ハンドメイド作品を扱うギャラリーなどすてきな店も少なくありません。バスやタクシーの車窓から眺めることもできますが、時間があるならぜひ自分の足で歩いていただきたい場所です。

季節ごとに表情を変える
哲学の道の風景

哲学の道は、季節ごとに風景が変わります。春の桜や秋の紅葉の美しさが有名ですが、それ以外の季節も魅力がいっぱいです。今回は季節ごとの魅力をご紹介しましょう。

桜の季節

春の哲学の道

哲学の道の春

哲学の道沿いには、約500本の桜が植えられています。桜の植樹は1921年(大正10年)に日本画家橋本関雪の妻、よねが300本の苗木を京都市に寄贈したことが始まりだそうです。そのため、哲学の道の桜は関節桜と呼ばれています。

桜が満開になると哲学の道は花のトンネルが現れ、その美しさは国内だけでなく海外でも有名です。そのため、桜の開花時期になると休日はもちろん、平日でもたくさんの人で混雑します。

ゆっくり桜を見たいという方は、早朝や夕方などが狙い目です。朝日や夕日に照らされる桜も、独特の風情があります。また、人が少なければ立ち止まって桜をじっくりと観賞することもできるでしょう。最寄りのバス停は銀閣寺ですが、京都市バスの中でも比較的本数が多いため、早朝や夕方でも気軽に行くことができます。

新緑の季節

新緑の哲学の道

緑がまぶしい

桜の季節が終わると、哲学の道は静けさを取り戻します。新緑の季節は気候もよく、のんびりと散策するにはピッタリです。特に平日は人影もまばらな時間帯も多く、美しい景色を独り占めできるかもしれません。

5月~7月の京都は1年で最も過ごしやすい季節を迎えます。哲学の道を散策しがてら周辺の寺社仏閣にも足を延ばしてみましょう。展示されている美術品などもじっくりと拝観できます。

紅葉の季節

哲学の道の秋

秋の哲学の道

桜の時期と並んで、秋は京都観光のベストシーズンです。紅葉した木々に包まれた哲学の道は、桜の季節とは異なるしっとりとした美しさがあります。しかし、桜の季節と同じように大変混み合いますので、ゆったりと散策したい方は時間を調節して行きましょう。

昼間は大勢の観光客でごった返す哲学の道も、早朝や夕暮れになると静けさを取り戻します。紅葉をじっくりと楽しみたいという方はこの時間の散策がおすすめ。ただし、周辺のお土産物屋さんなどは日没前には閉店してしまうので注意してください。

秋の京都観光は、時間に余裕を持ってコースを組みましょう。観光バスもたくさん乗り入れますので、平日でも道路は渋滞します。タクシーやバスを利用するよりも地下鉄や私鉄と徒歩の組み合わせの方がおすすめです。

散策途中に立ち寄りたい
周辺スポット

哲学の道の周辺には、銀閣寺をはじめとする名所旧跡がたくさんあります。今回はその中でも特におすすめのスポットをご紹介しましょう。散策の途中や後にぜひ立ち寄ってみてください。

蹴上インクライン

インクライン(哲学の道)

世界最長の蹴上インクライン

インクラインとは、傾斜に軌道を作り船や荷物を昇降運搬する装置のことです。哲学の道近くのインクラインは、琵琶湖疎水の大津から宇治川に至る20.2キロの船運ルートの途中に作られたもの。伏見にも同じインクラインがあるので、こちらの方は蹴上インクラインと名付けられています。蹴上インクラインは延長581.8mで世界最長です。

蹴上インクライン 詳細・アクセス情報

金地院

金地院(哲学の道)

金地院 鶴亀の庭

金地院は臨済宗南禅寺派の寺院です。知名度こそ高くありませんが、堀遠州作の庭が国の特別名勝に指定されています。禅寺の庭としては華やかで豪快な作りとなっており、鶴と亀が配置されていることから鶴亀の庭という別名もあるそうです。ぜひ、座ってじっくりと眺めてみてください。

金地院はこの他にも徳川家康を祀る東照宮があり、その天井には狩野探幽の筆による「鳴龍」、その欄間には土佐光起画と、江戸時代初期の美術の粋が尽くされています。また、見学には予約が必要ですが、八窓席茶室の襖絵(ふすまえ)に描かれた長谷川等伯筆の「猿猴捉月図」や「老松」も有名です。

金地院 詳細・アクセス情報

天授庵

天授庵(哲学の道)

天授庵本堂から眺める庭

1339年に虎関師錬が南禅寺開山無関普門(大明国師)の塔所として建立した寺院ですが、その後衰退してしまいました。現在残っている寺院は細川幽斎により細川家の菩提寺(ぼだいじ)として1602年に再興したものです。毎年特別公開の時期には本堂が公開され、長谷川等伯筆の襖絵(ふすまえ)を見ることができます。

天授庵の見どころは、本堂から眺める庭です。特に紅葉の時期は、庭園の白砂とその後ろで色づく紅葉のコントラストが美しく、多くの方がその風景を目当てに訪れます。ライトアップも実施されるので、夜間拝観もおすすめです。

天授庵 詳細・アクセス情報

南禅寺

南禅寺(哲学の道)

南禅寺 南大門

南禅寺は南禅院でご紹介したように、京都を代表する観光スポットです。テレビや雑誌などで素晴らしい紅葉を見たこともある方も少なくないでしょう。南禅寺は南禅院を含めて亀山法王の離宮の跡地で、室町時代に禅宗の最高位の寺院として栄華を極めました。そのため、境内は大変広く丁寧に見学すれば1日がかりになります。

南禅寺は、境内自体は無料で自由に散策可能です。ですから、見たい場所をあらかじめガイドブックやサイトなどでチェックしてから出かけると、スムーズに見学できるでしょう。おすすめは、日本三大山門の一つにも挙げられている山門です。高さ22mの山門の上からは京都の町並みや南禅寺境内が一望できます。紅葉の時期は、ここから境内の紅葉を観賞するのもおすすめです。

南禅寺は春から夏にかけては比較的空いていますが、秋になると周辺の道路が渋滞するほど混み合います。紅葉の時期に南禅寺に行くという方は、地下鉄を利用しましょう。バスやタクシーを利用しているときに渋滞に巻き込まれると大変です。

南禅寺 詳細・アクセス情報

南禅院

南禅院(哲学の道)

南禅院の庭園

南禅院は、京都屈指の紅葉スポット「南禅寺」の別院です。亀山法王の離宮の跡地でもあり、南禅寺はここから発祥したと伝わっています。

南禅院の見どころは、鎌倉時代の代表的な池泉回遊式庭園です。離宮であった頃の面影を色濃く残し、都の三名勝史跡庭園にも指定されています。庭の周りは深い樹林のため、市内の喧騒から切り離され別世界に来たような気分を味わえるでしょう。

南禅院 詳細・アクセス情報

野村美術館

野村美術館(哲学の道)

野村美術館

南禅寺と永観堂のちょうど中間にある野村美術館は、野村證券の創設者二代目野村徳七の収蔵品を主に展示している美術館です。

徳七の収蔵品は茶の湯と能に関係した美術品が多いため、美術館ではたびたびこの二つをテーマとした企画展が行われます。また、イスに腰掛けて気軽に抹茶を楽しめる立礼茶席という席も用意されているため、京都でお茶を楽しみたいという方にもおすすめです。

野村美術館 詳細・アクセス情報

永観堂

永観堂(哲学の道)

永観堂 放生池と多宝塔

永観堂は正式名称を禅林寺といい、浄土宗西山禅林寺派総本山です。ご本尊である阿弥陀(あみだ)如来像は顔を斜め後ろに向けていることから、見返り阿弥陀(あみだ)という別名があります。絹本著色山越阿弥陀(あみだ)図をはじめとする多数の国宝を収蔵し、毎年11月に行われる寺宝展で順に公開することでも有名です。

永観堂は別名、紅葉の永観堂と呼ばれるほど紅葉の名所でもあります。毎年紅葉の季節になるとライトアップも行われ、夜間拝観も可能です。ただし、大変混み合いますので時間に余裕を持って参拝しましょう。

永観堂 詳細・アクセス情報

熊野若王子神社

熊野若王子神社(哲学の道)

熊野若王子神社

哲学の道の出発点でもある熊野若王子神社は、京都の三大熊野の一つにも数えられています。明治までは4つの社殿を持つ大きな神社でしたが、現在残されているのは一社だけ。しかし、境内には桜や紅葉の古木が多く、神社の歴史を感じることができます。

熊野若王子神社境内には滝もあり、古くから納涼の名所でもありました。京都の夏は油照りといわれるほどの強烈な暑さです。夏に京都を訪れた際は、ぜひ境内の滝で涼を取ってみてください。

熊野若王子神社 詳細・アクセス情報

光雲寺

光雲寺(哲学の道)

別名「南禅寺北ノ坊」光雲寺

南禅寺より歩いて15分ほどのところにあるお寺です。別名、南禅寺北ノ坊ともいわれ、南禅寺の別院のような扱いをされることもあります。もともとは大阪にありましたが、徳川家康の孫娘和子が南禅寺の英中禅師に深く帰依したことから、この場所へ移築されたそうです。

現在は座禅研修ができる他、回遊式庭園などを見学できます。知名度は低いものの、歴史の流れを感じさせる閑静なお寺なので、ぜひ見学してみてください。

光雲寺 詳細・アクセス情報

大豊神社

大豊神社(哲学の道)

大豊神社

南禅寺一帯の産土(うぶすな)の神、氏神様として信仰を集めている神社です。その歴史は古く、889年に宇多天皇の病気平癒祈願を目的として創建されました。近年、狛犬(こまいぬ)ならぬ狛ねずみが鎮座していることで有名になり、参拝者が増えています。住宅街にある小さな神社ですので、静かに参拝しましょう。

大豊神社 詳細・アクセス情報

安楽寺

安楽寺(哲学の道)

安楽寺

安楽寺は鎌倉時代、法然上人が2名の弟子を弔うために建立した寺院です。弟子の説法を拝聴した後鳥羽上皇の女官がひそかに出家してしまい、激怒した上皇は2名の弟子を処刑し、法然も越後に配流となったという逸話が残されています。境内には2名の弟子や出家した女官、そして法然上人の張子像や供養塔があり、誰でも菩提を弔うことが可能です。

安楽寺は中風よけかぼちゃ供養を行う寺としても知られています。また、山門に至る道に散る紅葉の美しさも有名です。

安楽寺 詳細・アクセス情報

法然院

法然院(哲学の道)

法然院

法然院はもともと浄土宗の一寺院でしたが、1953年に浄土宗から独立し、単独の宗教法人となったお寺です。通常伽藍(がらん)は非公開ですが、春と秋に特別公開されます。墓地には谷崎潤一郎をはじめとする著名人のお墓も多いので、公開期間に旅行をされる場合は、ぜひ足を運んでみてください。

法然院 詳細・アクセス情報

銀閣寺

銀閣寺(哲学の道)

京都楼閣建築の代表 銀閣寺

銀閣寺は金閣寺と並んで京都楼閣建築の代表です。正式名称を慈照寺といい、室町幕府8代将軍の足利義政が北山山荘(金閣寺)をまねて建立したと伝えられています。「建物全体に銀箔(ぎんぱく)を貼ろうと思ったが資金不足で断念した」という逸話が有名ですが、月光に照らされると建物が銀色に輝いて見えたから銀閣と名付けられたという説が今は有力です。

慈照寺は、複数の建物すべてが銀閣と呼ばれていますが、特に有名なのは観音殿で、多くのガイドブックやサイトに銀閣寺として紹介されています。また、本堂前の銀沙灘や向月台の二つの砂盛も印象的です。

1994年に銀閣寺は世界文化遺産に登録されました。現在では国内だけでなく、国外からも多くの観光客が訪れています。

銀閣寺 詳細・アクセス情報

白沙村荘

白沙村荘(哲学の道)

橋本関雪の記念館 白沙村荘

白沙村荘は、哲学の道に桜の苗木を寄贈した橋本関雪の記念館です。橋本関雪が1916年から30年にわたって造営し続けた白沙村荘を利用しており、この邸宅は彼が大地に描いた理想郷とも伝えられています。

白沙村荘は建物も3,500坪もある庭園もすべて橋本関雪が設計したものです。大文字山を借景とした池泉式回遊庭園には、平安・鎌倉から桃山時代の石仏や石灯籠まで配置されていて、関雪の美学が感じられます。

2014年9月に白沙村荘は美術館「白沙村荘 橋本関雪記念館MUSEUM」となりました。まだ新しい施設なので知名度は高くありませんが、関雪の作品や収蔵していた美術品、さらに美しい庭などを見ることができます。

白沙村荘 詳細・アクセス情報

ランチ・ディナーに!
周辺グルメ情報

哲学の道周辺は、ランチやディナーだけでなく一休みできるおしゃれなカフェがたくさんあります。今回はその中でも特におすすめなところをご紹介しましょう。

おめん銀閣寺本店

おめん銀閣寺本店(哲学の道)

おめん銀閣寺本店

おめんは京都で最も有名なうどん屋の一つです。国産小麦100%の自家製麺を使い、たっぷりの薬味とともに食べるつけ麺は、テレビなどで見たこともある方も多いでしょう。

おめんとは、「御麺」がなまった言葉です。京都のうどんは柔らかく優しい味付けが特徴。夏は冷たいつゆで、冬は温かい汁麺がおすすめです。

おめんは観光シーズンになると必ず行列ができます。そのため、時間に余裕を持って行きましょう。麺だけでなく鯖寿司などの一品料理もおすすめです。

アクセス情報
京都府京都市左京区浄土寺石橋町74
075-771-8994
営業:11:00~21:00(注文は20:30まで)
定休日:月1回の不定休
公式サイト:http://www.omen.co.jp

青おにぎり

青おにぎり(哲学の道)

青おにぎり

青おにぎりは、おにぎり専門店で、カウンターでおみそ汁や一品料理と一緒に握りたてのおにぎりを食べることができるお店です。

哲学の道周辺は観光客も多く、お昼時はどのお店も混雑します。少しでも時間を節約して観光に回したいという方は、おにぎりのテイクアウトを利用してみましょう。景色のよいところで食べればおいしさもひとしおです。

青おにぎりは、時折リヤカーを引いて野外販売にも出ています。四条大橋あたりで販売していることが多いので、見かけたらぜひ買ってみてください。

アクセス情報
京都府京都市左京区浄土寺下南田町39-3
075-201-3662
営業:11:00~20:00
定休日:月曜日
公式サイト:http://www.aoonigiri.com

喜み屋

喜み屋(哲学の道)

喜み屋

銀閣寺や法然院にほど近い場所にある小さな甘味(かんみ)処です。豆かんやあんみつといった昔ながらの甘味(かんみ)が名物。どれも派手ではありませんが、優しいおいしさに満ちた味にリピーターも少なくありません。

喜み屋のもう一つの名物が、京都の白みそを使ったお雑煮やぜんざいです。特に、白みそ雑煮は他では中々食べらることができないので、これを目当てに来店する人もいます。冬季限定なので、発売時期はホームページで確認してください。

喜み屋はお土産用の豆かんも販売しています。電話注文も受け付けていますので、旅行のお土産としてもおすすめです。

アクセス情報
京都府京都市左京区浄土寺上南田町37-1
075-761-4127
営業:10:30~17:30
定休日:不定休
公式サイト:http://www.kimiya-kyoto.com

ゴスペル

ゴスペル(哲学の道)

ゴスペル

京都というと和風なものに注目が集まりがちですが、ゴスペルは洋館でケーキや飲み物、そして洋食が楽しめるお店です。京都には昔ながらの純喫茶店が多く、落ち着いた雰囲気の中ティータイムを楽しめます。

ゴスペルはケーキや飲み物だけでなく、カレーもおいしいと評判です。お昼の穴場的なスポットなので、「おいしいものを待たずに食べたい」というときは、ぜひ立ち寄ってみてください。

ゴスペルは1階がアンティーク家具店、2階が喫茶店になっています。喫茶店のテーブルのイスもアンティークです。古いものを大切に扱う京都らしい店と言えます。

アクセス情報
京都府京都市左京区浄土寺上南田町36
075-751-9380
営業:12:00~23:00(注文は22:30まで)
定休日:火曜日

京都らしさ満載!
おすすめのお土産

京都のおすすめお土産はたくさんあります。今回は、哲学の道付近で購入可能な一押しのお土産をご紹介しましょう。

叶匠壽庵

叶匠壽庵(哲学の道)

老舗和菓子店 叶匠壽庵

叶匠壽庵は滋賀県の老舗和菓子店。そのお店が哲学の道付近に開いているのが「京都茶室棟」です。リラックスして楽しめる立礼のお点前(てまえ)やお昼のお弁当を楽しむことができます。

立礼で出されたお菓子は購入も可能です。気に入ったお菓子があったらぜひお土産にしてください。

アクセス情報
京都府京都市左京区若王子2丁目1番地
075-751-1077
営業:10:00~17:00
定休日:水曜日(季節により変更あり)
公式サイト:http://www.kanou.com

酒のハラダヤ

酒のハラダヤ(哲学の道)

酒のハラダヤ

「哲学の道夢見ごこち」「哲学の道桜のしずく」というお酒を販売している酒店です。地酒は比較的全国で買うことのできる商品ですが、このお酒はこのお店でしか買えません。まさにお土産にふさわしいものです。お酒の好きな方や、家族や友人にお酒好きがいる方はぜひお店を訪ねてみてください。地方発送も受け付けてくれます。

アクセス情報
京都市左京区浄土寺下南田町7
075-771-4737
営業:9:00~18:00
定休日:木曜日
公式サイト:http://ginkakuji.net

風の館

風の館(哲学の道)

風の館

法然院や銀閣寺にほど近い場所にある風の館は、和風モビールを始めとした京都らしい雑貨を取りそろえているお店です。繊細な細工の和風モビールは、和室だけでなく洋室に飾っても映えるでしょう。春になると手のひらサイズのひな人形なども並びます。

アクセス情報
京都府京都市左京区浄土寺上南田町68
075-751-1007
営業:9:00~18:00
定休日:不定休
公式サイト:http://kazenoyakata.co.jp

足を運びたい!
哲学の道のイベント

京都では1年を通じていろいろなイベントが開催されています。今回は、哲学の道周辺で開催されるイベントをご紹介しましょう。

永観堂ライトアップ

永観堂ライトアップ(哲学の道)

永観堂ライトアップ

紅葉の名所で ある永観堂は、毎年11月下旬~上旬にかけてライトアップされます。燃えるような紅葉がライトアップされた光景はとても幻想的です。また、同時に阿弥陀 (あみだ)堂・画仙堂も公開されるので、見逃せません。11月末になると京都は盆地特有の底冷えが始まりますので、厚着をして行きましょう。

鹿ケ谷かぼちゃ供養

毎年夏の土用に鹿ケ谷かぼちゃを食べると中風よけになる、という言い伝えに基づいて安楽寺で行われる行事です。中風とは「脳血管障害」の総称ですが、現在では健康促進や夏バテ防止にビタミンAやカロチンが豊富なかぼちゃを食べる行事となっています。鹿ケ谷かぼちゃは京都の伝統野菜の一つで、ひょうたん型をしたかぼちゃです。他ではあまり見ることのできないものなので、機会が合ったらぜひ食べてみてください。

銀閣寺特別公開

銀閣寺は毎年春と秋に本堂・東求堂・弄清亭を特別公開しています。普段は見ることができない与謝蕪村・池大雅の襖絵(ふすまえ)・四畳半書院の同仁斎などが拝観できますので、機会が合ったらぜひ行ってみましょう。事前にホームページでも告知されます。

哲学の道の今が分かる
口コミサイト

京都は日本有数の観光地のため、季節によって特定の場所がひどく混みあったり、逆に閑散としたりします。そんな京都、そして哲学の道の今を知ることができる口コミサイトをご紹介しましょう。

フォートラベル
トリップアドバイザーと並ぶ大手旅行口コミサイトです。哲学の道に関する情報も満載。観光場所人気ランキングの他、Q&Aのコーナーもあり、利用者に質問もできます。

トリップアドバイザー
数多くの旅行者に愛用されている旅行口コミサイトです。京都は人気の観光地のため、ホテル、観光地、グルメと細かくカテゴリー化されており、哲学の道に関する情報を探すのも簡単。アプリもありますので入れておいて損はありません。

持ち歩きたい!
おすすめガイドブック

おすすめスポットが目白押しの京都では、やはりガイドブックが役に立ちます。今回はおすすめのガイドブックをご紹介しましょう。

大人旅プレミアム京都
さまざまな世代から愛される京都らしい、大人にターゲットを絞ったガイドブックです。ちょっと贅沢(ぜいたく)な旅をしたい方におすすめ。
哲学の道周辺は落ち着いた大人向けのお店が多いので、情報も得やすいでしょう。

ことりっぷ京都
大人の女性をターゲットにしたガイドブックです。哲学の道はどちらかといえば大人向けの観光地になります。落ち着いた気分で旅をしたい方への情報が満載です。独身の方はもちろん、熟年夫婦の旅のお供にもピッタリ。

旅行前のチェックに!
哲学の道、関連サイト

ここでは、哲学の道の生の情報を今すぐ得られるお役立ちサイトをご紹介します。旅行前にぜひチェックしてみてください。

京都観光ナビ
京都観光のオフィシャルサイトです。これをチェックすれば、京都の天気からイベントまですべて分かります。もちろん、哲学の道の情報も随時更新されているので、ぜひこまめにチェックしてみてください。

京都デザイン
こちらも京都情報が満載のポータルサイトです。観光情報の他、レポートも随時記載されているので、口コミサイトとしても役立ちます。哲学の道の情報やレポートも少なくありません。

哲学の道
まとめ

いかがでしたか?今回は京都の中でも大人に人気のスポット、哲学の道についていろいろとご紹介しました。哲学の道は春や秋の景色が注目されがちですが、新緑の頃、そして冬枯れの季節にも人を引き付ける魅力があります。ゆっくり楽しみたい方も、テレビや雑誌で見たことがある風景をこの目で見て見たい方も、この記事を参考にコースを組んでみてください。季節によっては1日かけて楽しむことができます。

哲学の道
アクセス情報

住所:京都府京都市左京区鹿ケ谷上宮ノ前町哲学の道
交通案内:蹴上駅スタート 市営地下鉄東西線 蹴上駅下車、徒歩5分・銀閣寺スタート 市バス5系統・17系統、銀閣寺道下車、徒歩10分・市バス100系統、銀閣寺前下車、徒歩5分

哲学の道

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