ねねの道は、東山区の高台寺西側を通る道で、かつては高台寺道と呼ばれていました。道の名は、高台寺に祀られている豊臣秀吉の正室、北政所(ねね)に由来します。高台寺から見て道を右手に進むと八坂神社に通じ、左手に行くと二寧坂や産寧坂を経由して清水寺に行くことができる便利な道です。近年、電線地中化工事が行われ、1998年(平成10年)に約2,500枚の御影石が敷かれて美しい石畳の道になりました。
この記事では、ねねの道の見どころや魅力をご紹介します。
散策を楽しみ
人力車に乗る
ねねの道は高台寺の外壁に沿って御影石が敷かれた石畳の道で、歩きながら京都らしい風情と景色を堪能できます。蒔絵の寺という別名で知られる高台寺は庭の美しさが魅力で、高台寺を見学した後にねねの道で散策を楽しむ方もたくさんいます。ねねの道には人力車も走っていますので、乗車してみるのも優雅な気分に浸れて楽しいですよ。
道沿いの店を
のぞいてみる
ねねの道の道沿いには、京都らしい和雑貨を扱うお店やカフェがあります。その中でも一押しなのが、抹茶パフェで有名な都路里の高台寺店です。祇園の本店は開店から閉店間際まで行列が途切れることはありませんが、高台寺店は比較的空いているため、ゆったりとパフェを味わえます。
ねねの道は休日になるとちょっとした小間物を販売する露店が出ることもあるので、足を止めてみるのもいいですね。
桜並木を
楽しむ
道沿いには桜並木があり、毎年春には美しい花と石畳の組み合わせが楽しめます。清水寺や八坂神社・丸山公園の桜を楽しんだ後、道沿いの桜並木を歩くのもおすすめです。
桜が見頃を迎える時期には、夜間ライトアップが始まります。高台寺や清水寺・円山公園にある桜のライトアップと同時に行われますので、併せて楽しむのもよいでしょう。
ねねの道
アクセス情報
住所:京都府京都市東山区下河原町
駐車場:付近のコインパーキングを利用
交通案内:京阪祇園四条駅から徒歩15分