京都・東山花灯路(ひがしやまはなとうろ)は、毎年3月中旬に開催される灯と生け花のイベントです。北は青蓮院から南は円山公園・八坂神社まで、約5キロの散策路が2,500基の灯りと生け花で彩られます。2016年で16回目を数える京都早春の人気イベントです。
この記事では、東山花灯路の魅力や見どころをご紹介しましょう。
灯が作る
美しさを楽しむ
東山花灯路では、路地行灯(ろじあんどん)をはじめとする様々な灯りが会場を彩ります。会場の一部である八坂通りや二寧坂・産寧坂・ねねの道などは昼間でも風情がありますが、趣向をこらした灯りに照らされると昼間とは違った美しさです。
円山公園の小川には、幽玄の川と名付けられた灯りアートが登場します。何百もの青竹製の灯ろうが並ぶ光景はとても幻想的で、一見の価値ありです。
これ以外にも、会場には様々な灯りアートを見ることができます。会場は広いので、歩きやすく暖かい格好をし、時間をかけて見て回るのがおすすめです。
ダイナミックな
生け花を楽しむ
会場各所には、京都生け花協会に所属する各流派の家元が作成した生け花が飾られています。屋外に飾られた生け花は、どれもダイナミックで躍動感のある作品です。生け花は、作品が映えるように一つづつ異なる形でライトアップされています。人の背丈ほどある大きな作品も多いので、一緒に記念写真を撮るのもおすすめです。
夜間特別拝観で
幻想的な光を満喫
東山花灯路中は、青蓮院・圓徳院・高台寺・清水寺がライトアップされ、夜間特別拝観が行われます。灯りのイベントらしく、ライトアップにも寺院ごとに趣向が凝らされており、さまざまな年代や国籍の方が楽しめること間違いなしです。
すべての寺院を歩いて回ろうとすると、かなり時間がかかります。時間に余裕がある方は、日を分けて見て回るのもおすすめです。
京都・東山花灯路
アクセス情報
イベント開催場所:京都府京都市東山区一帯
開催時間:18時~21時30分
駐車場:付近のコインパーキングを利用
交通案内:京阪祇園四条駅から徒歩10分(八坂神社)
公式サイト:http://www.hanatouro.jp/higashiyama/