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長八記念館
名工が暮らし作品を残した
寺院にある記念館

長八記念館は、松崎町にある浄感寺に作られた施設です。長八は明治時代に活躍した名左官工で、漆喰を盛り上げて作る漆喰鏝絵(しっくいこてえ)などの工芸作品を得意としました。浄感寺は長八が12歳まで教育を受けた場所です。その縁で、寺には長八の漆喰鏝絵や天井絵・彫刻が残されています。

この記事では、長八記念館の見どころをご紹介しましょう。

明治の名工の
作品を観賞する

長八記念館には、静岡県指定有形文化財に指定されている『八方にらみの龍』・漆喰細工の飛天など、入江長八の作品が展示されています。特に八方にらみの龍は長八の最高傑作として名高く、必見です。

長八の作品はすぐ側にある「伊豆の長八美術館」でも観賞できますが、記念館では作品の観賞の仕方のコツなども解説してくれます。時間に余裕がある方は、両方訪れるのもおすすめです。

長八の生涯を
偲べる場所

伊豆長八こと入江長八は貧しい家に生まれましたが、浄感寺の住職にかわいがられて12歳まで寺院で教育を受けます。その後江戸へ出て左官職人の修行をし、やがて名工と呼ばれるようになりました。

長八記念館には長八の功績をたたえる顕彰碑や胸像、お墓もあります。お墓のすぐ近くには左官職人が使う鏝(こて)を奉納する鏝塚もあり、長八への畏敬の念が感じられる場所です。

長八記念館
アクセス情報

住所:静岡県賀茂郡松崎町松崎234-1
電話番号:0558-42-0581
営業時間:9~16時
休館日:不定休
入館料:500円
駐車場:あり(20台)
交通案内:伊豆急修善寺駅より松崎行バス乗車 松崎下車徒歩5分
公式サイトhttp://www.chouhachi-mh.com/index.html

長八記念館

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