巽橋(祇園)
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京都 巽橋
祇園を流れる白川にかかる
風情ある石畳の古橋

巽橋(たつみばし)は祇園の北側に位置する白川にかかる橋です。巽橋一帯は京都市の伝統的建造物群保存地区に指定されており、祇園の中でも特に風情ある場所として人気を集めています。雑誌やテレビなどで祇園が紹介される際には巽橋と周辺風景が使われることも多いため、ドラマや映画などで見たことがある方も多いのではないでしょうか?

この記事では、巽橋の魅力や見どころ、巽橋で行われる行事などをご紹介します。

花街の風情を
今に伝える橋

白川沿いの町家(巽橋)

白川沿いの町家

祇園は町全体に昔の京都らしい風情が残っていますが、その中でも巽橋とその周辺は花街と呼ぶにふさわしい風景が広がるスポットです。古びた木製の欄干と石畳の組み合わせも情緒があり、白川に沿って建つ町家も趣きがあります。

巽橋と辰巳神社(巽橋)

巽橋と辰巳神社

橋のすぐ側にある神社は、昔から祇園で働く舞妓や芸妓の信仰を集めてきた辰巳神社です。諸芸上達のご利益があり、周囲を囲む柵や灯ろうは朱色に塗られてなまめかしい美しさがあります。

四季折々の花が
美しい橋

桜(巽橋)

橋のたもとにある桜の木

巽橋のたもとや白川の川べりには色々な植物が植わっており、季節によっていろいろな花が咲きます。最も有名なのが、橋のたもとにある桜です。橋と桜、そして朱色に塗られた灯籠の美しい組み合わせは他では見ることはできません。

が咲き終わると柳の新緑がまぶしく、初夏にはアジサイが見頃を迎えます。盛夏はキョウチクトウが美しく咲き誇り、秋風が吹く頃にはハギやツワブキが鮮やかです。11月の半ばになると桜の葉が色づき始め、12月上旬にはサザンカが花の盛りを迎えます。

華やかな
放生会

巽橋では、毎年6月の第1日曜日に舞妓や芸妓も参加して放生会(ほうじょうえ)という行事が行われます。放生会とは、生き物を自然に放すことにより功徳を積む仏教由来の行事です。毎年、鮎・鯉・金魚などの稚魚2千匹ほどが舞妓や芸妓の手によって放流されます。

放生会は生き物を放すだけでなく、香煎茶のふるまいなども行われる人気の行事です。一般の方も指定の場所から放生会の様子を見学できます。

巽橋
アクセス情報

住所:京都府京都市東山区花見小路通新橋西入ル元吉町
駐車場:付近のコインパーキングを利用
交通案内:京阪電車祇園四条から徒歩7分

巽橋

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