佐助稲荷神社
?評価について

鎌倉 佐助稲荷神社
頼朝の夢に現れた神様を祀る
パワースポット

源頼朝の夢に現れた稲荷神を祀る佐助稲荷神社は、北鎌倉の源氏山周辺、佐助にある神社です。頼朝は夢の中で稲荷神に平家打倒の挙兵を促され、それに従った結果平家を打ち滅ぼすことができました。そのため、佐助稲荷は出世開運のご利益がある神社として人々の信仰を集めています。

今回は、佐助稲荷神社の魅力や見どころをご紹介しましょう。

佐助稲荷神社の
ご利益

佐助稲荷神社は出世稲荷の別名があります。その名の通り開運出世のご利益で有名です。ここでは、開運出世を含む代表的なご利益をご紹介します。

  • 開運出世
  • 商売繁盛
  • 病気平癒
  • 恋愛成就
  • 縁結び
  • 学業成就

頼朝が信仰した
神社の歴史

境内(佐助稲荷神社)

佐助稲荷神社の境内

佐助稲荷神社は鎌倉幕府を開いた源頼朝によって建立された神社です。頼朝は夢に現れて挙兵を勧めた稲荷神に感謝し、平家を打倒した直後の1190年に社殿を造営しました。佐助稲荷の佐助とは頼朝が夢を見た時の官位、前右兵衛権佐に由来します。頼朝は官位名を省略し、佐殿と呼ばれていました。そこから佐殿を助けた神を祀る稲荷社ということで、佐助稲荷と呼ばれるようになったと伝えられています。

稲荷神社は本来、宇迦御魂命(うかのみたまのみこと)という農業の神様を祀る神社です。佐助稲荷は頼朝に平家打倒を促し、それを実現させた神社ということから、創建当初より現在まで出世のご利益がある神社として人々の信仰を集めています。

参拝者が絶えない
神社の見どころ

佐助稲荷神社は出世開運の他、商売繁盛や縁結びなど様々なご利益があり参拝者が絶えることがありません。ここでは、そんな神社の見どころをご紹介します。

幻想的な長く続く鳥居

鳥居が長く続く参道(佐助稲荷神社)

鳥居が長く続く参道

佐助稲荷社は参道に朱色の鳥居がずらりと並んでいます。これは企業や個人によって寄進されたものです。信仰を集めている神社ほど鳥居の数も増えていきます。佐助稲荷への信仰の篤さを示すものです。

風情ある古い稲荷群

古い稲荷群(佐助稲荷神社)

古い稲荷群

鎌倉時代から続く佐助稲荷には、人々から奉納された古い石の祠(ほこら)がたくさんあります。苔むした石祠の中に安置されているのは、神様のお使いである狐の像です。

歴史を感じさせる拝殿

拝殿(佐助稲荷神社)

拝殿

古い稲荷群の右側に位置しているのが拝殿です。こじんまりとしていますが、外壁や柱の古びた色合いが神社の長い歴史を感じさせます。ここにも小さな狐の像がたくさん祀られており、人々の信仰心の篤さが垣間見える場所です。

ご神体を祀る本殿

本殿(佐助稲荷神社)

本殿

佐助稲荷神社は拝殿と本殿が別れた造りになっていて、拝殿の奥に本殿があります。参拝する際は両方にお参りするのがおすすめです。本殿も拝殿同様華やかさはありませんが、神さびた雰囲気が感じられます。

水源地 霊狐泉

佐助稲荷神社がある佐助稲荷山は、かつて田に引く水の水源地でした。大切なお米を作る田んぼになくてはならない水を、神の恵みとしてお祀りしたのが霊狐泉です。今でも泉には冷たい水が湧きだしています。

社務所を兼ねた佐助稲荷神社下社

社務所を兼ねる下社(佐助稲荷神社)

社務所を兼ねる下社

参道の入り口には社務所を兼ねた下社があります。佐助稲荷の参道は上り坂で足腰が悪い方には少し厳しい道のりです。そのような方は下社にお参りすれば、拝殿や本殿にお参りしたのと同じご利益が得られます。

恋愛成就の神様 縁結び十一面観音

下社の近くには仲睦まじい夫婦だった源頼朝と北条政子にあやかり、縁結び十一面観音が祀られています。小さな祠ですが、縁結びや恋愛成就を願ってたくさんの参拝者が訪れる場所です。

佐助稲荷神社
アクセス情報

住所:神奈川県鎌倉市佐助2丁目11-10
電話番号:0467-22-4711
拝観料:無料
駐車場:なし
交通案内:JR横須賀線北鎌倉駅より徒歩約15分

佐助稲荷神社

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