静岡市清水区にあるフェルケール博物館は、正式名称を清水港湾博物館といいます。その名の通り清水港をテーマとして、港に関連した船舶の模型や船舶関連品を収集・展示している博物館です。この他、館内には静岡出身や在住のアーティストの作品を展示するギャラリーがあり、各種講演会やワークショップが1年を通じて開催されています。
今回は、フェルケール博物館の魅力や見どころをご紹介しましょう。
展示品を
見学する
フェルケール博物館には清水港に関係する船の模型を中心に、歴史関連の資料や港で使われていた荷役道具などが展示されています。船舶好きの方なら楽しめること間違いなしです。
常設展の他、定期的に企画展や特別展が開催されます。缶詰や羊羹のラベルのコレクションなど一風変わった企画展も多く、一見の価値ありです。
博物館には缶詰記念館が併設されています。缶詰めは長い間清水港から輸出される製品の中心でした。館内には缶詰の製造機械の模型や色々な缶詰のサンプル、缶詰のラベルなどが展示されています。
記念館の建物は、日本で初めてマグロの油漬け缶詰(ツナ缶)を製造・輸出した清水食品株式会社の本社を移築・補修したものです。建物自体が清水の缶詰産業を物語る資料の一つとなっています。
ギャラリーや
イベントを楽しむ
博物館には、静岡出身や静岡在住のアーティストの作品を展示するギャラリーがあります。展示品は絵画・写真・織物と様々です。展示内容やコンセプト、作家などは公式サイトからチェックできます。見学するのに別途料金は必要ありません。
博物館で地域の文化振興を目的として1年を通じてワークショップや講演会・寄席等が開催されています。先着順や出入り自由なイベントもあるので、時間に余裕のある方は旅行中に立ち寄るのもいいですね。
フェルケール博物館
アクセス情報
住所:静岡県静岡市清水区港町2-8-11
電話番号:054-352-8060
開館時間:9時30分~16時30分
休館日:月曜日(祝日除く)
入館料:大人400円 中高生300円 小学生200円
駐車場:あり
交通案内:JR清水駅より静鉄バス乗車、波止場フェルケール博物館下車、徒歩すぐ
公式サイト:http://www.suzuyo.co.jp/suzuyo/verkehr/