諸羽神社
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京都 諸羽神社
6柱の神様が祀られている
人康親王ゆかりの神社

京都山科の山科疏水近くにある諸羽(もろは)神社は、平安時代中頃に創建された歴史ある神社です。元々は朝廷の土地で、平安時代初期には琵琶法師の祖として知られる盲目の皇族、人康親王(さねやすしんのう)が住んでいました。境内には、人康親王ゆかりの琵琶石などが今も残っています。

この記事では、諸羽神社の歴史や見どころ・ご利益・アクセス方法などをご紹介しましょう。

01. 諸羽神社の
ご利益

諸羽神社には、6柱の神様が祀られています。この項では、諸羽神社のご利益についてご紹介しましょう。

  • 病気平癒
  • 疫病退散(伝染病にかからない)
  • 出世開運
  • 勝利祈願

02. 千年以上続く
諸羽神社の歴史

諸羽神社は、862年に成和天皇(せいわてんのう)の命令で建立されたと伝えられている神社です。創建当初は、付近の諸羽山(旧名・柳山)に降り立ったと伝わる天児屋根命(あめのこやねのみこと)と天太玉命(あめのふとたまのみこと)の二神を祀っていたため、両羽大明神(もろはだいみょうじん)と呼ばれていました。

平安時代初期、この付近には人康親王という皇族が住んでいたと伝えられています。親王は仁明天皇の第四皇子でしたが、病気が原因で失明したために宮中を去り、出家してこの地にやってきました。新王は琵琶の名手で、盲人を集めて琵琶を教えていたという逸話が残っています。そのため、後に琵琶法師の祖として信仰を集めるようになりました。

江戸時代になると諸羽神社は人康親王ゆかりの神社として知られるようになり、琵琶法師たちが境内で親王の供養会を開くようになったといわれています。

諸羽神社の社殿は何度か火災で焼失しますが、その度に再建され、現在の社殿が造られたのは1768年のことです。時代を下るにつれて合祀される神様も増えました。現在では6柱の神様が祀られています。

03. 神さびた
諸羽神社の魅力

諸羽神社は、現在も産土(うぶすな)の神様として地元の方々から大切にされている神社です。この項では、諸羽神社の魅力や見どころをご紹介しましょう。

境内に今も残る遺物

諸羽神社の境内には江戸時代中期に再建された社殿の他、磐座(いわくら)と琵琶石(びわいし)という遺物があります。

磐座(いわくら)とは、神様が座ったり依り代に使ったりする石のことです。自然にあるものすべてに神が宿っていると考えられていたアニミズム信仰の名残という説もあります。

琵琶石は、人康親王が腰を下ろして琵琶を弾いていたという伝説が残る石です。かつては親王の山荘にあったものですが、神社の境内に移されてきました。ちなみに、神社付近の地名である四ノ宮は、人康親王が第四皇子(四宮)だったことにちなんでいるという説があります。

美しい紅葉

諸羽神社の境内には、モミジやカエデなど紅葉が美しい樹木がたくさん植えられています。毎年秋になると紅葉が見事です。比較的観光客の少ない神社なので、見頃の時期にもゆっくりと落ち着いて観賞できます。散策がてら紅葉を愛でに立ち寄るのもおすすめです。

例大祭 神幸祭

神幸祭(しんこうさい)は、毎年10月の第3日曜日に行われる諸羽神社の例大祭です。この日は、2基のお神輿が車両編成で町内を巡行します。お神輿を乗せたトラックのほか、神主さんや担ぎ手などを乗せたトラック計15台によるパレードです。

神社近くの区間にさしかかると、担ぎ手によってお神輿が担がれます。威勢の良い掛け声とともにお神輿が前へと進む様子は圧巻です。

祭りの開催中は、琴の演奏・野点・生花展示なども行われます。

04. 諸羽神社
アクセス情報

住所:京都府京都市山科区四ノ宮中在寺町17
電話番号:075-581-0269
駐車場:なし
交通案内:JR・市営地下鉄山科駅より徒歩8分

諸羽神社

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