安養院(江ノ電観光)
?評価について

鎌倉 安養院
源頼朝の菩提を弔う
ツツジの名所

大町にある安養院は、北条政子が建立したと伝えられる浄土宗の寺院です。オオムラサキツツジの名所として知られており、毎年5月になると境内がツツジの花で埋めつくされます。この他、開運出世・縁結びのご利益がある観音様が有名です。

この記事では、安養院の魅力や見どころをご紹介します。

01. ツツジの寺の
魅力

ツツジ(安養院)

ツツジが美しい安養院

安養院といえば、ツツジの名所として有名です。ツツジの木は背が低いものが一般的ですが、安養院のツツジは背が高く迫力があります。中でも門前のツツジの大きさは圧巻で、オバケツツジという別名があるほどです。鎌倉には他にもツツジの名所がありますが、安養院は別格の美しさといわれています。

02. 二度全焼した
寺院の歴史

安養院は、1225年に北条政子が夫、源頼朝の菩提を弔うために建立した長楽寺が前身といわれています。安養院とは政子の法名です。長楽寺は鎌倉幕府が滅亡した際、戦火で焼け落ちてしまいました。室町時代になり、現在の地に再建されます。

1680年に安養院は再び焼失してしまいました。その後、頼朝の家臣であった田代信綱が建立した田代寺の観音堂を移築し、再建されます。そのため、安養院は田代寺とも呼ばれるようになりました。現在はツツジの名所として多くの方々に親しまれています。

03. 安養院の
見どころ

安養院は、ツツジを含めて見どころが豊富な寺院です。ここでは、その中でも特に必見の場所をご紹介しましょう。

ツツジに囲まれた山門

山門(安養院)

山門

安養院の山門は、大きなツツジに囲まれています。ツツジに埋もれているようにも見えるこぢんまりとした門です。ツツジが見ごろの時期は、満開の花を辿っていくと門が現れます。

移築された本堂

本堂(安養院)

本堂

安養院の本堂は、田代寺の観音堂を移築したものです。中には、本尊の阿弥陀如来坐像や千手観音像・北条政子像などが祀られています。阿弥陀如来座像が室町時代、背後に祀られている千手観音像は江戸時代の作です。

千手観音像は、内部には田代信綱が信仰していた観音像が納められているため田代観音という別名があります。千手観音内部の観音像には、北条政子も祈願をしていました。そのご利益で源頼朝と結ばれたという伝説が残っているので、良縁観音・昇竜観音とも呼ばれています。

鎌倉最古と伝わる宝篋印塔

宝篋印塔(安養院)

宝篋印塔

安養院には、大小二つの宝篋印塔(ほうきょういんとう)があります。大きな塔は、浄土宗名越派の開祖・尊観の墓所といわれており、1308年に造られた鎌倉最古の宝篋印塔です。歴史的価値が高いことから、重要文化財に指定されています。

小さい石塔は、鎌倉に複数ある北条政子の墓と伝わるものの一つです。宝篋印塔も山門と同じようにツツジに囲まれており、開花の時期は花に埋もれているように見えます。

鎌倉二十四地蔵の一つ日限地蔵尊

日限地蔵尊(安養院)

日限地蔵尊

日限地蔵尊とは、願をかけると決まった日数内に願いをかなえてくれるといわれるお地蔵さまのことです。全国各地にありますが、安養院の日限地蔵尊は鎌倉二十四地蔵の一つに数えられています。北条政子と源頼朝が恋愛結婚であることにちなみ縁結びのご利益があるといわれ、参拝者が絶えることはありません。

樹齢700年の槇の巨木

槇の巨木(安養院)

槇の巨木

本堂前に生えている槇の巨木は、樹齢700年ほどと推定されています。宝篋印塔に眠る尊観上人が手ずから植えたという伝説が残るご神木です。立派な枝ぶりで、鎌倉市の天然記念物に指定されています。

圧巻の美しさ 境内のツツジ

安養院のツツジは門前と境内に合わせて200株ほど植えられています。人の背丈以上に高く成長したツツジが一斉に花を咲かせると圧巻の美しさです。ツツジは三門や宝篋印塔を覆うように咲き誇り、毎年ツツジ目当てに大勢の観光客が訪れます。ゴールデンウィーク前後に見ごろを迎えるため、ツツジを目当てに訪れる場合は時間に余裕をもって訪れるといいですね。

04. 安養院
アクセス情報

住所:神奈川県鎌倉市大町3-1-22
電話番号:0467-22-0806
拝観時間:8時~16時30分
定休日:7月8日・年末年始
拝観料:100円
駐車場:あり
交通案内:JR横須賀線鎌倉駅から徒歩12分

安養院

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