奈良 長谷寺
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奈良 長谷寺
七千株の牡丹が美しい
奈良大和路の花の御寺

奈良県桜井市にある長谷寺(はせでら)は、真言宗豊山派の総本山です。奈良県と三重県伊勢市を結ぶ初瀬街道を見下ろす初瀬山中腹に伽藍が築かれており、牡丹の名所としても知られています。また、牡丹以外にも四季を通じて様々な花が楽しめることから、花の御寺という別名も有名です。

この記事では、長谷寺の魅力や見どころをご紹介しましょう。

01. 古典にも登場する
長谷寺の歴史

本堂(奈良 長谷寺)

本堂内から舞台越しに見える絶景

長谷寺は8世紀前半に徳道上人(とくどうじょうにん)によって建立されたと伝えられていますが、詳しい資料等は残っていません。長谷寺が有名になったのは観音信仰が盛んになった平安時代中期のことと考えられ、摂関政治で有名な藤原道長も長谷寺を参拝していたようです。また、更級日記や源氏物語などの古典文学にもたびたびその名前が登場しています。ちなみに、源氏物語の玉鬘に登場する二もとの杉は、今でも境内に現存する大木です。

その後、時代が下るにつれて徐々に衰退していきましたが、1588年、豊臣秀長の招きで専誉(せんよ)僧正が入山したことによって転機が訪れます。専誉は元々和歌山県にある根来寺(ねごろじ)という寺院の僧侶でした。根来寺は室町時代末期から強大な軍事力を有していましたが、織田信長や豊臣秀吉との戦いで焼き討ちにされてしまいます。しかし、根来寺の僧侶たちは、専誉を頼って長谷寺に入山し、真言宗豊山派を築き上げました。

現在は、四季折々の花が楽しめる寺院として、多くの参拝客が訪れる寺院となっています。

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