衣笠山公園は、この地方を治めていた豪族、三浦氏が居城としていた小笠原城址に隣接する公園です。1907年、日露戦争の戦没者を慰霊するために造られました。園内には、桜・萩・梅・つつじなどの花木が死者を慰めるために植えられ、成長した花木が季節ごとに見事な花を咲かせます。特に、桜は日本さくら名所100選に選ばれるほどの美しさです。
三浦半島随一といわれる
桜の名所
衣笠さくら祭
桜の季節には、山全体がピンク色に染まるほど、花が咲きほこります。現在、衣笠山に植わっている桜は約2,000本。毎年3月下旬〜4月の上旬に開催される衣笠さくら祭では、桜のライトアップや提灯点灯などが行われ、夜遅くまで大勢の花見客で賑わいます。
衣笠さくら祭は全国的にも有名なさくら祭りです。ですから、開催中は大勢の観光客が県内外から訪れます。この期間は駐車場が閉鎖されるため、駅から向かう場合は徒歩が1番早い移動手段です。スニーカーなどの歩きやすい靴を履いて公園まで行きましょう。平日の昼間は比較的空いているので、人混みが苦手な方は狙い目です。
隠れた
絶景スポット
衣笠山は201メートルと比較的標高の低い山ですが、山頂からは横須賀の市街地や東京湾・房総半島を一望できます。天気がよく空気が澄んだ日には、都心の高層ビル群まで見渡すことができ、穴場夜景スポットとしても人気です。
ハイキングコースも
楽しめる
園内は広く、城址を一周できるハイキングコースなども整備されています。特に、桜の季節は駐車場が閉鎖され車で行くことができないため、観光ついでにハイキングを楽しむのもおすすめです。最寄りの駅から徒歩20分、バス停からは徒歩10分ほどで到着します。お弁当を持って訪れれば、1日楽しむことができるでしょう。
衣笠山公園
アクセス情報
住所：神奈川県横須賀市小矢部4-922
電話番号：046-822-9561
駐車場：15台（無料）※桜の季節は閉鎖
交通情報：JR衣笠駅より徒歩約20分 京急横須賀中央駅より長井方面行バス「三崎口駅行」「長井行」に乗車、「衣笠山」下車徒歩10分
