秋谷 立石公園
?評価について

横須賀 秋谷・立石公園
自然のままの海岸線が残る
富士山のビュースポット

立石とは、古い地層が波によって削られてできた柱のような岩のこと。横須賀にある立石公園には高さ12m、周囲約30mの立石と自然のままの海岸線が、絶景を作りだしています。今回は立石公園やそれを含む秋谷海岸の魅力や見どころをご紹介しましょう。

古くからの景勝地
秋谷 立石公園とは

秋谷 立石公園は景勝地として名高く古くから絵画に描かれたり文学の舞台にされてきました。では、いったい何が人々を引き付けるのでしょうか? その理由や楽しみ方をご紹介しましょう。

美しい海岸線と立石が作り出す絶景

立石(秋谷 立石公園)

立石の向こうに富士山が見える

立石は古くから景勝地として名高く、江戸時代から浮世絵にその絶景が描かれてきました。初代歌川広重作の「相州三浦秋屋の里」などが有名ですね。現在では、富士山の絶好の撮影スポットとして多くの写真愛好家が訪れています。

立石公園周辺の自然のままの海岸線が多く、そこに富士山が組み合わさると絵のような美しさです。夕暮れ時になると、赤く染まった空をバックに立石がシルエットとなって浮かび上がり、幻想的な光景が出現します。

散策やピクニックも楽しめる

遊歩道(立石公園)

立石公園の遊歩道

秋谷 立石公園周辺は遊歩道が整備され、風光明媚な景色を見ながら散策が楽しめます。天気が良ければ立石や富士山の他、伊豆半島・伊豆大島・江の島なども望むことができるでしょう。

公園内にはトイレやベンチなども完備されています。気候が良い季節は、お弁当を持ってピクニックもおすすめです。また、公園内には水仙がたくさん植えられており、毎年1月下旬から2月中旬にかけて満開になります。水仙と富士山の組み合わせもすばらしいので、ぜひ訪れてみてください。

秋谷 立石公園周辺の
ぶらり散歩

立石公園周辺には、昔から多くの画家や文人を魅了してきたスポットがたくさんあります。時間をかけてぶらり散歩を楽しんでみましょう。今回は、特におすすめの見どころをご紹介します。

自然が作り出した奇岩 立石

立石(立石公園)

立石の向こうに富士山が見える

立石は、水と風が長い年月をかけて作り出した奇岩です。立石自体は全国の海岸にありますが、立石公園の立石は、海岸線や松、そして富士山と組み合わさって多くの人を引き付ける絶景を作りだしています。

立石とその周辺の光景は季節や時間帯によって変化するので、何回訪れても飽きることはありません。長年足を運んで写真を撮り続けている方もたくさんいます。ぜひ、お気に入りの時間帯や季節を見つけてみてください。

秋谷 立石海岸周辺の散策

遊歩道(立石公園)

立石公園の遊歩道

秋谷・立石周辺の海岸線は、前述したように自然のままで人の手が加わっていないところがたくさんあります。立石以外にも面白い形をした岩場や、松の木、そして海の向こうに望む富士山など、見どころが盛りだくさん。ちょっと場所を移動すれば風景もがらりと変わりますので、飽きずに歩き続けることができるでしょう。

秋谷・立石周辺には、小さな史跡が点在しています。その中でも有名なのが、「子産石」という安産の神様。懐妊や安産の神様として古くから女性たちの信仰を集めてきました。

草迷宮の一節が刻まれた 泉鏡花の碑

泉鏡花は幻想的な作品を数多く世に送り出した文豪です。彼は一時期伊豆に住んでおり、代表作の一つ『草迷宮』は、秋谷海岸周辺が舞台になっています。

泉鏡花の碑には、草迷宮の一節が刻まれて自由に見学可能です。『草迷宮』は短い作品ですから、舞台となった秋谷海岸で読んでみてはいかがでしょうか。

秋谷 立石公園
まとめ

いかがでしたか? 今回は秋谷 立石公園の見どころなどについてご紹介しました。多くの人々を長年引き付けてきた場所だけあって、写真撮影や散策をする方が1年中絶えることはありません。気候のよい時期は、歩きやすい格好をして周辺を心ゆくまで歩き回ってみましょう。日頃のストレスが発散され、すがすがしい気持ちになれます。

秋谷 立石公園
アクセス情報

住所:神奈川県横須賀市秋谷3-322
駐車場:県営立石駐車場が無料で利用できます。入り口が狭いので大型車不可 
駐車場営業時間:6~20時
交通情報:京急新逗子駅またはJR逗子駅から長井方面行バスに乗車、「立石」下車すぐ
公式ホームページhttp://www.city.yokosuka.kanagawa.jp/4130/sisetu/fc00000486.html(横須賀市ホームページ内)

秋谷 立石公園

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