河津七滝ループ橋
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河津七滝ループ橋
難所を通るために工夫された
近未来的な形の橋

河津七滝ループ橋は、河津にある二重の円を描く橋です。山の中には似つかわしくない近未来的な形をした橋で、国道414号線の名所の一つにもなっています。この橋ができる前は、つづら折りの道が続く難所でした。スムーズな交通の実現と災害に強い道づくりを目指した結果誕生したのがこの橋です。

ここでは、河津七滝ループ橋の魅力や見どころをご紹介します。

絶叫マシンのような
体験ができる橋

河津七滝ループ橋

絶叫マシンのよう?な河津七滝ループ橋

ループ橋自体は全国にあり、それほど珍しいものではありません。でも、この橋を通ると直径80mの円を2回転しながら45mの高低差を登ったり下ったりします。

車で通るとスピードを落としてもかなりの遠心力を感じ、体も斜めに傾いて絶叫マシンに乗っているようです。初めて通る人は大抵驚きます。運転する場合も要注意です。

河津桜を
楽しむ

河津桜(河津七滝ループ橋)

早咲きの桜としても有名な河津桜

ループ橋の周辺一帯は、河津桜がたくさん植えられています。河津さくらは早咲きの桜としても有名です。見ごろは2月上旬で、ソメイヨシノよりも濃いピンク色の花を咲かせます。

橋の近くにある河津川沿いで毎年2月10日から3月10日まで開催される河津桜祭りは、河津に春を告げる祭りとして人気です。毎回100万人以上の見物客が全国からやってきます。この時期は、ループ橋周辺も渋滞しがちです。訪れる場合は時間に余裕を持って行く必要があります。

桜の古木を
見物する

橋周辺には、河津桜の他に姫桜というエドヒガンザクラの古木があります。高さ20m・樹齢200年の立派な桜は一見の価値ありです。

一説によると、この桜は『曽我兄弟の仇討ち』で知られている工藤佑経(くどうすけつね)の祖母、水草姫(みくさひめ)の生まれ変わりと伝えられています。

エドヒガンザクラの開花時期は4月上旬で、河津桜と同時に楽しむことはできません。橋周辺は河津桜で有名な場所ですから、河津桜の見ごろが終われば静けさを取り戻します。その分 ゆったりと見物できる桜です。河津桜とは対照的に白に近いピンクの花が咲きます。

河津七滝ループ橋
アクセス情報

住所: 静岡県賀茂郡 河津町梨本352-1
駐車場:橋のほぼ真下にあり
交通案内:伊豆急河津駅から修善寺行バス乗車、上条バス停下車 徒歩すぐ

河津七滝ループ橋

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