伊豆オルゴール館は、伊豆高原にあるオルゴールや蓄音機・自動演奏楽器などを展示している博物館です。展示品の中心は1920年代にヨーロッパやアメリカで製造されたオルゴールや自動演奏楽器。ただ見るだけでなく、音色を聴いたり自分で演奏したりすることもできます。
今回は、伊豆オルゴール館の魅力や見どころ、アクセス方法・入館料・駐車場の有無などをご紹介しましょう。
珍しい
展示内容
伊豆オルゴール博物館では19世紀から20世紀初頭のオルゴールや自動演奏楽器・蓄音機などを展示しています。3m近い大きさのアンティークオルゴールや複数の楽器を同時に演奏する自動演奏楽器など珍しいものも豊富です。展示品の多くは、館長が世界中から収集したもの。歴史的価値の高いものもあります。その他にも、水琴窟(すいきんくつ)やアメリカ大統領が演奏を楽しんだピアノなども展示中です。ピアノは条件を満たせば実際に演奏することもできます。
実際に
音色を聞ける
博物館には、オルゴールや自動演奏楽器を実際に動かしてみることができる体験コーナーもあります。手回しのバレルピアノやオルガニートを自由に動かして、音色を聴くことが可能です。音色があまり良くないものもありますが、自動演奏楽器の構造を知ることもできます。その他には、再生したガラクタオルゴールや硬貨を入れて動かすタイプのオルゴールも自由に体験可能です。子どもだけでなく、大人も楽しめます。
博物館
一押しのおすすめ
ここでは、博物館一押しの見どころや定期イベントをご紹介します。訪れる前に要チェックです。
毎日行われるオルゴール演奏会
伊豆オルゴール館では毎日8回、オルゴールや自動演奏楽器による演奏会を行っています。オルゴールの歴史を解説しながら、貴重なアンティークオルゴールやストリートオルガンを演奏していく形式です。演奏会では、世界に数台しかない高周波オルゴールも使用されています。日本で高周波オルゴールを聴くことができるのは、ここだけです。高周波オルゴールには、高い癒しの効果があると言われています。聴き終わった後は、ゆったりとした気持ちになれるかもしれません。
オルゴールの手作り体験
伊豆オルゴール館では、オルゴールの手作り体験もできます。あらかじめ組み上がっているオルゴール本体をケースに組み込むだけのコースもあるので、小さな子どもでも大丈夫。演奏曲やケースの種類も豊富ですので、自分だけのオリジナルオルゴールが作れます。オルゴールを組み立てる工程の中には細かい作業もありますが、その分完成させたときの喜びも大きいのです。製作時間は平均30分~40分程度。オルゴール本体を組み立てる作業から行うコースは、小学校高学年以上の方が対象です。
伊豆オルゴール館
アクセス情報
住所:静岡県伊東市八幡野1191-1
電話番号:0557-53-0900
開館時間:9時10分~16時30分(入館は16時まで)
休館日:年中無休
入館料:大人 860円・小中学生 430円
駐車場 あり
交通案内:伊豆高原駅から徒歩6分
公式サイト:http://www.izu.fm/