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大な敷地の牧場で動物たちとふれ合うことができるマザー牧場。エンターテインメント・ファームとして多くの観光客に人気です。たくさんの自然を感じることができるため、心も体もリフレッシュしたい人に最適!お子様連れにもおすすめのスポットとなっています。この記事では、そんなマザー牧場の魅力や楽しみ方・おすすめのアミューズメント・お得なクーポン情報などをまとめてご紹介しましょう。
この記事を読めばマザー牧場に行ってみたくなること間違いありません!
マザー牧場は
こんなところ!
マザー牧場に行ってみたい人のために、まずはその歴史や行き方・営業時間などをご紹介します。
関東の観光スポットとして有名な「牧場のテーマパーク」
マザー牧場は首都圏から車で1時間半ほどのところにある牧場のテーマパークです。250ヘクタールという広い園内には牛や馬・やぎなどの牧畜が飼育されているほか、遊園地や果物狩りが楽しめるスペースも。長期滞在も可能な宿泊コテージがあるため、遠方からの観光客にも人気のスポットとなっています。
マザー牧場の由来は?
マザー牧場を作ったのは、産経新聞や東京タワーを創業した前田久吉氏。大阪の郊外にあった前田氏の生家は貧しい農家でした。お母さんがいつも「家にも牛が一頭いたら、暮らしもずっと楽になるのに」と言っていたそうです。大人になっても前田氏はこのことが忘れられず、今は亡きお母さんに捧(ささ)げる牧場という気持ちをこめて「マザー牧場」と名付けました。
車イスでも安心!
場内の散策道はほとんどが舗装されており、車イスの走行にも支障がありません。無料で車イスのレンタルも行っており、障害者用トイレも9箇所に設置しているため、安心して楽しむことができるでしょう。また、レストランでは車イスのままジンギスカン料理を食べることもできます。
アクセス方法は?
マザー牧場に行くには、車がおすすめです。東京駅から1時間半程度で到着します。2014年にアクアラインの「ETC料金800円」が10年延長されたため、大変お得です。電車で行く場合は、東京駅からJR京葉線で曽我駅へ行き、さらにJR内房線に乗り佐貫町駅まで行きましょう。そこからバスに乗ると到着です。東京駅を出発してからマザー牧場に到着するまでは2時間ほどかかります。
営業時間と料金
マザー牧場の営業時間は以下のとおりです。
- 2~11月:土日祝 9:00~17:00 平日 9:30~16:30
- 12~1月:土日祝 9:30~16:00 平日 10:00~16:00
春休み・夏休み・年末年始は土日祝の営業時間になります。入場料金は、中学生以上の大人が1,500円、4歳~小学6年生までの小人が800円です。そのほか、駐車料金が900円かかります。
マザー牧場を
120%楽しむ方法!
マザー牧場をより楽しむために、知っておくべき情報をご紹介します。
お得な割引情報
少しでも安く済ますことができるように、お得な割引情報をまとめてみました。
マザーファームツアーとセットで!
動物たちとの感動体験「マザーファームツアー」と入場料がセットになったお得なチケットもあります。こちらは、大人が2,400円、子供が1,300円で購入できるため、ぜひチェックしてみてください。
JTBコンビニ割引を利用しよう!
コンビニで前売り券を購入すると、入場料が大人150円割引、小人100円割引に。なお、セブンイレブンやローソン・ミニストップ・ファミリーマート・サークルKサンクスでチケットを購入できます。
年間パスポートでお得に!
マザー牧場の年間パスポートは2年間有効であるため、2年で2回以上行くとお得になります。さらに、年間パスポートがあるとわんわんバスと遊覧トラクターが乗り放題になり、売店商品も5%割引で利用できるのです。
バスツアーでマザー牧場に行こう!
車だと渋滞が気になったり、電車だと座れなかったりと、マザー牧場までの移動時間に苦労する人も多いはず。そこで、おすすめなのがバスツアーです。バスツアーなら席も確保されているので安心できます。運転する必要がないので友達や家族との会話を楽しむこともできるでしょう。車窓からの広大な景色を眺めながらのんびり移動すれば、余計な疲れを感じずに済みます。
ドッグランで愛犬と楽しむことも!
マザー牧場では、愛犬と一緒にドッグランで遊ぶことも可能です。マザー牧場のドッグランは「子犬・小型犬エリア」「中・大型犬エリア」「アジリティーひろば」「貸し切りエリア」の四つに分かれています。「アジリティーひろば」にはハードルやポールなどがあり、普段はなかなかできない運動や遊びができておすすめです。犬同伴で食事ができるレストランもありますよ。
動物ふれあいイベントに
参加してみよう!
マザー牧場に行くならぜひ参加してもらいたいのが動物ふれあいイベントです。その内容をご紹介しましょう。
羊の大行進
150頭ほどの羊たちが、牧羊犬に誘導されて歩く姿を見ることができます。ショーの後には、柵の中で羊たちとふれ合うことも可能です。
乳牛の手しぼり体験
スタッフの方に教わりながら、ホルスタインの乳しぼりを体験することができます。
牧羊犬とまきばの仲間たち
羊飼いが牧羊犬やまきばの動物たちを紹介してくれる時間です。ラマやアルパカ・やぎ・ダチョウ・馬・牛・豚などがいます。
シープショー
シープショーでは、19種類の世界の羊がちが登場します。羊の毛刈りも見ることが可能です。
アヒルの大行進
たくさんのアヒルたちが行進する姿を見ることができます。
こぶたのレース
生まれてから3か月未満のこぶたたちがレースをする様子を見ることができます。
うさちゃん・モルちゃんだっこ
ふれあい館では、うさぎやモルモットをだっこすることができます。
乗馬体験
コースを1周するだけの手軽なものから、森林に行くものなど、好みに合わせて乗馬コースを選ぶことができます。馬にエサを与えることも可能。
マザーファームツアー
トレクタートレインに乗って、たくさんの動物たちに会うことができるツアーです。ツアーの途中で動物たちにエサを与えることもできます。
味覚狩り・花摘みも
魅力いっぱい!
マザー牧場では、さまざまな種類の味覚狩りや花摘みを楽しむこともできます。それぞれの時期や魅力などをご紹介しましょう。
ブルーベリー摘み
約2,000株あるブルーベリーの実を摘み取ることができます。品種は「ティフブルー」「ウッダード」「ホームベル」の3種類。お土産にもおすすめです。
ブルーベリー摘みの期間は毎年7月下旬~8月下旬となっており、参加料は1人200円+果実代200円/100gかかります。
サツマイモ掘り
大きくて甘い「紅東(べにあずま)」掘りが体験できます。期間は9月中旬~11月上旬、料金は4株で500円です。先着200名までとなっているため、早めに受付をすることをおすすめします。
キウイフルーツ狩り
ヘイワード・ブルーノ・アボット・センセーションアップルといった4種類のキウイフルーツが植えられています。ビタミンCがたっぷり詰まった秋の味覚狩りです。期間は11月上旬~11月下旬の土日祝のみ。1kg600円です。こちらも先着200名となっています。
いちご狩り
いちご狩りとしては珍しい「立体型7段式水耕栽培」を採用。背の高い人も低い人も、自分に合った高さで摘み取ることができます。通路が広いため車イスでも参加可能です。期間は1月中旬~5月下旬となっており、参加料は1人200円+果実代200円/100gかかります。いちご狩りは毎年大変人気が高く、熟した実が無くなり次第終了となるため注意が必要です。
フルーツトマト狩り
アイコ・イエローアイコ・シンディースイート・千果の4種類があります。いずれも甘くてフルーティーなミニトマトです。期間は12月上旬~5月下旬となっており、参加料は1人100円+果実代150円/100gかかります。
梅狩り
白加賀という品種の梅を摘み取ることができます。竹竿(たけざお)でつついて落ちてきた実を拾う方法であり、ほかではできない体験でしょう。期間は6月上旬~6月中旬の土日のみで、1kg800円かかります。
ポピー摘み
色とりどりの花をお土産にいかがでしょうか?観賞だけでなく購入できるのもうれしいポイントですよね。期間は2月上旬~5月上旬で、10本につき200円かかります。
体験コーナーで
もっと楽しく!
マザー牧場には、絵付けやお菓子作りなどを体験できるコーナーももりだくさんです。それぞれの魅力や情報をまとめてみました。
チーズやバター・アイスクリームなど「食の体験工房」
マザー牧場の「食の体験工房」では、フレッシュチーズ&バター作り・アイスクリーム作り・Miniチーズケーキ作り・ジャム作りなどを楽しむことができます。食の体験をご希望の人は、当日予約が必要です。予約の受付場所は平日が「山の上案内所」か「まきば案内所」、土日祝は「食の体験工房」となります。
フレッシュチーズ&バター作り
「チーズやバターをどうやって作るのか知らない」という人も多いでしょう。意外と簡単に作ることができるのでぜひチャレンジしてみてください。所要時間は約30分、料金は1人900円です。
アイスクリーム作り
アイスクリーム作りはお子様にも人気の体験コーナーとなっています。2名1組で1,800円。所要時間は約30分です。
Miniレアチーズケーキ作り
フレッシュチーズ作りにひと手間加えるだけで、なんとレアチーズケーキに大変身です!所要時間は約40分。1人1,000円で体験できます。
ジャム作り
いちごやブルーベリーを使ってオリジナルのおいしいジャムを作ることができます。所要時間は約30分。1名900円で参加できます。
季節限定の体験教室も!「まきばの体験工房」
「まきばの体験工房」では、羊の人形や革のキーホルダー作りなどを楽しむことができます。受付時間は閉園の60分前まで。「まきばの体験工房」で受付をしてください。
プラ板キーホルダー作り
プラスチック板に絵を描いてオリジナルのキーホルダーを作ることができます。「桃色吐息」の開花や「やぎの牧場」オープンを記念して期間限定の絵柄も登場!所要時間は約30分。参加料金は600円です。
羊の人形作り
羊の毛とモールを使って羊の人形作りを体験できます。太陽をたっぷりと浴びた羊の毛はとってもふわふわです。所要時間は約30分。参加料金は500円です。
たまひよ
ふわふわのポンポンでユニークな小鳥を作ることができます。草木染めのポンポンは自然の色合いで同じ柄のものがないため、世界でたった一つの小鳥が完成!所要時間は約20分。参加料金は500円です。
革のキーホルダー
動物や花の形に切ってある革に、刻印を木づちで付けてオリジナルキーホルダーを作ります。所要時間は約30分。参加料金は800円です。
森の玉手箱
木の実や葉っぱなど自然の素材を使って自由に工作します。お土産用「工作キット」も販売!所要時間は約30分。参加料金は600円~となっています。
気軽にチャレンジできる「クラフト工房」
クラフト工房では、オルゴール作りや木工プレート作りが体験できます。
オリジナルプレート作り
木工プレートに好きな色でペイントした文字や飾りを貼り、オリジナルネームプレートを作ることができます。所要時間は約30分。木工プレート600円~・木工キーホルダー500円・文字やパーツが30円~です。閉園30分前まで「クラフト工房」にて受付を行っています。
オルゴール作り
組み立てからペイントまで、すべて手作りで楽しむことができるコーナーです。好きなオルゴールと曲を組み合わせることができます。受付時間は閉園の1時間30分前まで。所要時間は約1時間30分かかります。料金は1,600円~です。
牧場で
遊園地を楽しめる!
マザー牧場には「わくわくランド」という遊園地があります。おすすめのアミューズメントをご紹介しましょう。
マーメイドパラダイス
水の上をイルカモチーフの乗り物に乗ってすすみ、最後は坂を下りるアトラクションです。スピード感はそこまでないので、お子さんも怖がることはありません。ジェットコースターが苦手な人にもおすすめ!
カード迷路
マザー牧場に関するクイズに挑戦しながら、巨大迷路をすすんで行きます。クリアするとユニークなキャラクターカードがもらえ、そのカードでカードバトルに挑戦することも!
トレジャーコレクション
2016年3月にオープンしたばかり!世界中から集められた本物の「宝石&化石」を探します。宝石や化石が混じった砂の袋を購入し、水路で砂を流してその中から見つけ出すアトラクションです。
施設内の
レストラン情報
マザー牧場内にはさまざまな種類のレストランが豊富にあります。おすすめの人気レストランをご紹介しましょう。
ジンギスカンガーデンズ
マザー牧場の人気グルメと言えば、ジンギスカンです。牧場内にはジンギスカンが楽しめるレストランが二つあり、特におすすめがこちら。天気がよい日には屋外テラスで食事を楽しむことができます。ゆったりと牧場の景色を見ながら、自家製の生ダレで食べるジンギスカンをお楽しみください。
マザーファクトリーレストラン
マザー牧場内「山の上エリア」にあるレストランです。特に自家製ソーセージの盛り合わせは絶品!ジューシーでいろいろな味を楽しむことができます。そのほかにも、ステーキやアルパカカレーなど、子供から大人まで楽しめる食事が満載です。
スカイレストラン
マザー牧場内「展望室」の3階にあるレストランです。景色を360度見渡すことができるため、マザー牧場が一望できます。どこに座っても眺めがよく、よりおいしく食事を楽しむことができるでしょう。手こねのラムハンバーグや夢見る羊カレーなどが人気のメニューです。
マザー牧場のお土産で
おすすめなのは?
マザー牧場でおすすめのお土産にはどのようなものがあるのでしょうか。お菓子や乳製品・ソーセージなど、人気商品をご紹介します。
マザー牧場アイスクリーム
非常に人気の高い自家製アイスクリームです。「本当にミルクを食べているような感覚に陥る」と評判!やさしい甘さのバニラと昔懐かしいカスタードの2種類があります。
厚切りベーコン
牧場内の工場で新鮮な原料を使って丁寧に作られています。肉本来の味を引き出したベーコンは、自宅で焼いて食べてもその味の違いが分かるでしょう。
チーズケーキ
乳製品を使用したお土産の中で最も人気の高い一品。小麦粉を使っていないため、きめが細かくてレアのような食感がたまらないベイクドチーズケーキです。
飲むヨーグルト
健康と味に影響のあるものを一切使用せず、すっきりさわやかな甘さに仕上げています。のど越しのよさも人気の理由!「さすが牧場のヨーグルト」と思うこと間違いありません。
宿泊施設
キャンプ情報
「マザー牧場を泊まりで楽しみたい」という人のために、マザー牧場の宿泊施設やキャンプ情報についてご紹介します。
コテージに泊まろう!
マザー牧場にあるコテージでは、牧場にいる動物たちの声を聞きながら宿泊することができます。予約時に注文をすると、料金別途で夕食にジンギスカンを用意してくれるというサービスも。朝の開園前に牧場を散歩することもでき、普段はなかなかできない特別な時間を味わうことができるでしょう。早朝はクワガタやカブトムシが出ることもあるため、子供連れでも十分楽しむことができます。1泊3,780円~、バス・トイレ・エアコン・テレビ・冷蔵庫・電子レンジ・自炊設備付きです。
オートキャンプに宿泊することも!
マザー牧場には、広大な敷地を持つキャンプ場もあります。フリーサイトとなっているので、区画がなく自由にテントを張ることができるのが魅力です。設備は炊事棟・トイレ・シャワーと最低限で、本格的なキャンプを楽しみたい人にもおすすめ。また、キャンプ場利用者はマザー牧場の入場料が無料になります。
パートナーホテルは車で約25分の場所に
リゾート気分を満喫したい人には、マザー牧場のパートナーホテルである「オークラアカデミアパークホテル」への宿泊がおすすめです。マザー牧場から車で約25分のところにあり、都心からも約60分とアクセスも良好。部屋は全室バルコニー付きで、開放感にあふれています。
マザー牧場
まとめ
いかがでしたか? 関東にある牧場テーマパーク「マザー牧場」の楽しみ方やさまざまな情報をまとめてご紹介しました。大自然や動物とのふれあい・グルメなど魅力たっぷりの牧場で、楽しい休日をお過ごしください。