霊源院
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京都 霊源院
住職の案内で拝観ができる
建仁寺の塔頭寺院

霊源院は建仁寺の境内に位置する塔頭寺院で、両足院と並ぶ建仁寺塔頭の代表格です。両足院と共に建仁寺の学問面での中核をなし、多くの学僧を輩出したことで知られています。霊源院を見学したい場合は10名以上で事前申し込みが必要です。住職にガイドをしてもらいながら境内を散策でき、写経や座禅の体験もできます。年に1度の特別拝観があり、この時期に限り個人でも見学可能です。

この記事では、霊源院の魅力や見どころをご紹介します。

01. 学問の中核だった
寺院の歴史

霊源院は、室町時代初期の応永年間に龍山徳見和尚を勧請開山とし、その弟子である一庵一麟によって創建されました。創建当初は霊泉院と呼ばれていたと伝えられています。同じ塔頭寺院の両足院と共に、禅宗で生まれた漢文学・五山文学の最高峰寺院といわれました。

両足院と共に建仁寺の学問面を担っていた霊源院からは、多くの学僧が輩出されています。幼少の一休禅師に漢詩を教えたという慕哲龍攀(ぼてつりゅうはん)もその1人です。

安土桃山時代の半ば、天文年間に起きた火災によって一度は焼失してしまいます。その後、柳沢元政によって復興されて霊源院と名を改めました。

明治時代になると廃仏毀釈が起こり、霊源院は何度か転移しますが、荒廃することはなく現在に至ります。

02. 見どころ豊富な
寺院の楽しみ方

霊源院は通常10名以上でないと拝観できませんが、その分見学コースが豊富です。ここでは、そんな霊源院の楽しみ方をご紹介します。

10名以上で拝観を申し込む

霊源寺は10名以上ならば、事前予約をして拝観できます。拝観のコースはいくつかありますが、一押しは住職が建仁寺と霊源院の境内を案内してくれるコースです。2つの寺院の見どころを周りながら解説をしてくれます。所要時間は約2時間。建仁寺は個人でも拝観できますが、解説付きの方がより楽しめること間違いなしです。

見学コース以外には、お茶席や写経・坐禅が体験できるコースがあります。どれも1時間以上のコースになりますので、時間に余裕をもって参加するといいですね。参加の申し込みは公式サイトから行えます。

特別拝観に参加する

個人で霊源寺の境内を拝観したいという場合は、特別拝観の時期に訪れてください。特別拝観は毎年5月中旬から6月中旬まで行われ、期間中に実施される夜間拝観も人気です。

特別拝観で見ることのできる場所の中でも、特に甘露庭は一見の価値があります。甘露とは甘茶のことです。甘茶はガクアジサイの変種のため一見通常のガクアジサイと見分けがつきませんが、花の盛りを過ぎるとガクが裏返るという特徴があります。

お釈迦様の一生を表わした甘露庭は2015年(平成27年)に新しく造り直され、作庭には地元の小学生も参加しました。

6月上旬になると夜間拝観が行なわれ、ホタルの放生会(生き物を解放して徳を積むこと)が開催されます。美しい庭にホタルが飛び交う様子は幻想的な美しさです。

03. 霊源院
アクセス情報

住所:京都市東山区大和大路四条下ル小松町594 
電話番号:075-531-0986
拝観時間(特別拝観):10~17時
拝観料(特別拝観):大人:500円 中高生300円
駐車場:なし
交通案内:京阪電車祇園四条駅より徒歩12分
公式サイトhttp://www.reigenin.jp

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