雷門(浅草)
?評価について

浅草 雷門
大きなちょうちんで有名な
浅草寺のシンボル

雷門は浅草寺の総門で、正式名称は風雷神門(ふうらいじんもん)です。浅草のシンボルとして、日本国内はもちろん、海外にまで広く知られています。雷門の歴史は古く、初代の門が建立されたのは平安時代のことです。現在の門は、1960年(昭和35年)に松下電器の創業者である松下幸之助氏によって寄進されました。

この記事では、雷門の歴史や以外と知られていない見どころなどをご紹介しましょう。

01. 平安時代から続く
雷門の歴史

俯瞰(浅草寺 雷門)

夕方の雷門の俯瞰写真

雷門は942年、平公雅(たいらのきんまさ)という武将によって建立されました。創建当初の門は、駒形付近にあったと伝えられています。現在の地に門が移転してきたのは鎌倉時代のことです。門が移築された際、風神像と雷神像が奉安されました。

江戸時代末期の1865年、雷門は田原町大火と呼ばれる火災で焼失してしまいます。その後長らく再建されませんでしたが、1960年(昭和35年)に松下電器の創業者である松下幸之助氏の寄進によって再建されました。この時から雷門は浅草のシンボル的な存在となり、現在に至っています。

02. 国内外で有名な
雷門の魅力

雷門は国内だけでなく海外でも有名な建造物です。この項では、そんな雷門の魅力をご紹介しましょう。

定番の記念撮影スポット

記念写真(浅草寺 雷門)

写真撮影スポットの定番

雷門は、観光客の写真撮影スポットとして定番の場所です。雷門の周りは常に人がたくさんいますので、門全体を撮影したい場合は道路を渡った場所から撮影するのがベスト。きれいに全体が納まります。

雷門と一緒に自分も写りたいという場合は、ちょうちんの下がおすすめです。雷門周辺には人力車がたくさん走っており、門と組み合わせて写真を撮ると独特の風情がある写真になります。

火災除けの龍神像を奉安する雷門

雷門には、風神雷神の他に2体の龍神像が祀られています。これは、門が再建される際に松下グループの有志によって奉安されたものです。

龍神像は男性の姿をした天龍像と女性の姿をした金龍像で、高さはそれぞれ約3mあります。天龍像は平櫛田中氏、金龍像は菅原安男氏によって作られました。

龍神像は火災除けのご利益があるといわれ、風神雷神像の背面に安置されています。

03. じっくり見たい
雷門の見どころ

ちょうちんだけを見てさっとくぐってしまう方も多いですが、雷門にはその他にも見どころがあります。この項では、雷門の見どころを詳しくご紹介しましょう。

鉄筋コンクリート製の雷門

現在の雷門は、1960年(昭和35年)に焼失前の姿に似せて建造されたものです。高さが11.7m・間口が11.4mとなっています。一見すると朱塗りの木製のようですが、実際には鉄筋コンクリート製です。ビルの高さにすると3階建て程度で、鮮やかな朱色が見る人に強い印象を与えます。

掲げられている額は、京都の曼殊院で住職を務めた良尚法親王(りょうしょうほうしんのう)筆の模写です。吊り下げられているちょうちんや、門の下に敷かれた石畳は定期的に取り替えられています。

風神像

風神像(浅草寺 雷門)

風神像

風神像は風を司る神様で、雷神と対になっています。幕末の大火で頭部を残して焼失してしまいましたが、1874年(明治7年)に塩川運玉氏が失われた首から下の部分を補刻しました。

門が再建された1960年(昭和35年)、風神像は改めて森大造・萩原雅春氏の両氏によって補修・彩色されました。現在の風神像は像高いが2.3mあり、体は濃い青に着色されています。

雷神像

雷神像(浅草寺 雷門)

雷神像

雷神像は雷を司る神様で、雷門の名はこの雷神に由来します。江戸は火事が多かったので、風神と共に火災除けと魔除けのために門の中に奉安されました。

雷神も風神と同じように、頭部だけ焼け残ったものが修復され安置されています。風神の体が青く着色されているのに対し、雷神の着色は朱色です。風神と雷神は像の左右に奉安されており、金網越しに見学できます。背面には2体の龍神像が奉安されているので、併せて見学するのがおすすめです。

龍神の彫刻がある提灯

提灯(浅草寺 雷門)

提灯

雷門のシンボルともいえる大きなちょうちんは、江戸時代から奉納されていたという記録が残っています。現在のちょうちんは門と同じく松下幸之助氏が寄進したものです。ちょうちんの高さは約3.3m・重さは700kg・円周は10m以上になります。このちょうちんは三社祭りの時や台風のとき以外たたまれることはありません。

ちょうちんの下輪には松下幸之助氏の名と見事な龍の彫刻が彫られています。この龍の彫刻は渡邉崇雲氏の手によるもので、浅草寺秘仏の観音像が発見された時、金の龍が現れたという逸話にちなんで彫られました。

ちょうちんは10年に1度紙と竹が張り替えられ、龍の彫刻は塗り直されます。

毎日行われるライトアップ

ライトアップ(浅草寺 雷門)

ライトアップされた雷門

雷門は毎日日没後から23時頃までライトアップされています。浅草は東京の観光地の中でも夜が早いので、ライトアップされていることは地元の方以外にはあまり知られていません。

仲見世がしまった後の浅草寺は人通りも少なくなり、伽藍や像をじっくりと見学できます。風神や雷神が納められている場所も灯りが付いていますので、暗くて見えないということはありません。昼間とはまた違った厳かな美しさを感じることができます。

04. 雷門
アクセス情報

住所:東京都台東区浅草2丁目3-1
電話番号:03-3842-0181
駐車場:周辺のコインパーキングを利用
交通案内:東京メトロ銀座線浅草駅より徒歩5分
公式サイトhttp://www.senso-ji.jp/

雷門

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