了仙寺
?評価について

下田 了仙寺
日米下田条約が締結された
歴史ある寺院

了仙寺は1635年、徳川家光の命を受けて下田奉行の職に就いていた今村正長が下田に建立した寺院です。日蓮宗の寺院として地元の方々の篤い信仰を集めてきました。了仙寺が歴史の表舞台に姿を現すのは1854年のことです。日米下田条約の交渉と締結の舞台になりました。現在、了仙寺にはペリーと黒船に関するミュージアム、MoBS黒船ミュージアムも開設されています。

今回は、そんな了仙寺の見どころをご紹介しましょう。

01. ペリーも来訪した
了仙寺の歴史

了仙寺は1635年に建立された長い歴史を持つ寺院です。この項では、幕末の出来事を中心に了仙寺の歴史をご紹介します。

日米下田条約の舞台となった寺院

山門(了仙寺)

了仙寺の山門

了仙寺は将軍が直々に建立を命じた寺院として高い格式を持ち、人々の篤い信仰を集めてきました。そんな了仙寺は、1854年3月に日米和親条約の付帯協定である日米下田条約の交渉と締結の場になります。このとき、アメリカ側の全権を任されていたのがペリーでした。ペリーは、楽隊に音楽を演奏させながら了仙寺まで行進したと伝えられています。この時の様子は海外へも伝えられ、了仙寺の名前はアメリカでも知られることとなりました。

異文化交流の拠点となる

了仙寺は条約締結の場になった後、アメリカ人の休息所として開放されました。アメリカ人たちは下田の町中を自由に歩き回り、人々と交流を持ったと伝えられています。了仙寺境内でも洋楽のコンサートなどが開かれました。現在でもペリー提督の子孫が了仙寺を訪問するなど、異文化交流は続いています。

02. 日本最大
黒船関連の資料

MoBS黒船ミュージアム(了仙寺)

MoBS黒船ミュージアム

了仙寺には、ペリーと黒船・開国・下田で行われていた異文化交流に関するたくさんの資料が残されています。現在、これらの資料は了仙寺内にあるMoBS 黒船ミュージアムで展示され、自由に閲覧可能です。現在、教科書に掲載されている黒船やペリー関連の絵は、ほとんどが了仙寺所有のもの。皆さんが見たことのあるものも展示されているかもしれません。映像による絵や資料の解説も行われていますので、子どもでもわかりやすく黒船やペリー、開国当時の下田の様子について学ぶことができます。

03. 境内を彩る
美しい花々

境内に並ぶアメリカジャスミンの鉢(了仙寺)

境内に並ぶアメリカジャスミンの鉢

了仙寺はジャスミン寺という異名があります。といってもモクセイ科のジャスミンではありません。アメリカジャスミンというナス科の植物です。開花時には紫色だった花弁が、咲き終わるころには白色に変化するという特徴があります。了仙寺の境内に植えられているアメリカジャスミンはおおよそ千株。毎年5月に花の見ごろを迎え、それに合わせて香りの花まつりも開催されます。

同じ時期に下田の町でも黒船祭りがおこなわれますので、それに合わせて訪れるのもおすすめです。境内ではアメリカジャスミンの鉢植えも販売されます。

04. 了仙寺
アクセス情報

住所:静岡県下田市七軒町3-12-12
電話番号:0558-22-0657
ミュージアム営業時間:8時30分~17時まで(入館16時40分まで) 
ミュージアム休館日:12月24~26日
ミュージアム入館料:大人500円 小中高生250円
駐車場:あり 40台
交通案内:伊豆急下田駅から徒歩10分
公式サイトhttp://www.izu.co.jp/~ryosenji/

了仙寺

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