箱根強羅公園
100年以上の歴史を持つ
公園の魅力と楽しみ方

他にはない
公園の特徴や魅力

強羅公園は、箱根登山鉄道の終点となる強羅のシンボルとなるように考えて作られました。そのため、他の自然公園にはあまり見られない特徴もあります。今回はそんな強羅公園の特徴や魅力をご紹介しましょう。

標高差のある公園

高低差のある園内

強羅公園は山の中腹の傾斜地に造られています。そのため、平地が少なく散策路のほとんどが坂道と階段です。園内には正門と西門がありますが、西門の方が正門より40mも標高が高いので冬には西門の方から雪が降りだすといった珍しい現象も発生します。

熱帯の植物も見られる

強羅公園には、熱帯植物館・熱帯ハーブ館・ブーゲンビリア館といった温室があり、熱帯の植物やハーブ類ががたくさん栽培されています。特に、熱帯ハーブ館は日本初の施設。ほかではあまり見ることのできない植物も栽培されています。コショウやバニラといったなじみの香辛料も栽培されていますので、自然のままの姿を見てみてください。雨の日や寒い日も天候や気温を気にすることなく楽しめます。

1日中楽しめる
公園の見どころ

箱根強羅は散策したり季節の花を楽しむだけでなく、物作り体験をしたり軽食を楽しんだりもできます。ここでは、強羅公園の見どころをご紹介しましょう。

140種のバラが咲くローズガーデン

箱根強羅公園のバラ

強羅公園には桜やあじさいといった美しい花を咲かせる植物がたくさん植えられています。その中でも人気なのが、140種、1,000株のバラが植えられているローズガーデンです。バラは種類によって開花時期が異なるので、1年中花が途切れずに訪れる人の目を楽しませてくれます。特に、春と秋に花を咲かせる品種が多く、新緑や紅葉とのコラボレーションも見事です。

近代三大茶人の遺構 白雲洞茶苑

白雲洞茶苑の室内

白雲洞茶苑は、強羅地区の開発に協力した三井物産の益田鈍翁が明治時代に造った茶室です。白雲洞茶苑はその後、原三渓や松永耳庵といった優れた茶人に譲られて、少しずつ形を変えながら現在まで大切に保管されてきました。白雲洞茶苑は不染庵・白雲洞・対字斎という3つの建物と茶室に飾るお茶花を栽培している茶花園・野点席などで構成されいて、茶席の体験もできます。

日本初の熱帯ハーブ館（熱帯植物館）

熱帯植物館・ハーブ館では珍しい熱帯植物を見ることができます。特に、熱帯ハーブ館は日本で初めて熱帯地方の育つハーブだけを集めた施設。バニラやシナモンなど強い芳香が魅力の植物や、美しい花を咲かせるトークジンジャー・オオヤマショーガなどの植物が植えられています。

国内最古の株があるブーゲンビレア館

ブーゲンビリア館は、鮮やかな花を咲かせる熱帯植物のブーゲンビリアやハイビスカスを中心に、南国の花々を1年中楽しめる温室です。特に見逃せないのは入り口に展示されている盆栽風のブーゲンビリア。なんと樹齢120年もある国内最古の株です。この他にも幹が30センチ以上にも育った大株もあります。園芸が好きな方は必見の施設です。

物作りを楽しめる箱根クラフトハウス

箱根クラフトハウスは、吹きガラス・陶芸・サンドブラスト・ドライフラワーアレンジメントの4つが楽しめる体験工芸館です。短いもので15分。長いものでも90分あれば、オリジナル作品を作ることができます。スタッフがマンツーマンで指導してくれるので、初めての方やお子様でも大丈夫です。

とんぼ玉工作堂でガラス玉作り

左奥がとんぼ玉工作堂

とんぼ玉とは色ガラスの棒を溶かして作るガラス玉のことです。トンボ玉工作堂ではとんぼ玉だけでなく、とんぼ玉を利用したアクセサリー作りも体験できます。火を使うので、7歳未満は参加できません。

箱根強羅公園
まとめ

いかがでしたか？ 今回は箱根強羅公園の魅力や楽しみ方をご紹介しました。美しい花を眺めながら散策するだけでなく、ものづくり体験を楽しめる公園は、幅広い年代の方に人気です。ぜひ時間を取って楽しんでください。

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