東京からのアクセスも良く大自然に囲まれた箱根は、世界で知られる日本有数の観光スポットです。豊かな自然が作り出した美しい景観や温泉など、家族旅行やカップル旅行・一人旅など、さまざまなシチュエーションで楽しむことのできる観光スポットがたくさんあります。
そこで、この記事では、箱根観光を満喫するために知っておきたいおすすめスポットやお子様連れで楽しめるイベント、グルメ・お土産情報など、幅広い情報をお届けしましょう。
箱根観光を計画中の方は、ぜひこの記事を参考にしてプランを立ててみてください。
箱根湯本の
おすすめスポット
箱根の玄関口と言われる箱根湯本。定番の温泉をはじめ、歴史や自然を感じることのできるスポットなど、見どころがたくさんあります。ここでは、箱根湯本に行くなら押さえておきたいおすすめスポットを紹介します。
フォレストアドベンチャー・箱根
フォレストアドベンチャーはフランスを発祥の地とするアウトドアパークです。もともと存在していた森をできる限り利用することによって、環境への負荷を最小限に抑えています。国内のフォレストアドベンチャーでは唯一クライミングウォールがあり、その長さは日本一です。小さなお子様だけでなく大人の方でも楽しめる施設となっています。
阿弥陀寺
箱根登山鉄道塔ノ沢駅から徒歩20分、古風なたたずまいの風情あるお寺です。境内には80種類・約4,000株のあじさいが植えられており、『あじさい寺』とも呼ばれています。住職の琵琶演奏も名物となっており、琵琶を聴きながらの講談を楽しみに訪れる方もいるほどです。第十四代将軍徳川家茂の御台所(みだいどころ)であった皇女和宮の位牌が祀られていることでも知られています。
アクセス情報
住所:神奈川県足柄下郡箱根町塔之澤24MAP
公式サイト:http://homepage2.nifty.com/amida/
早雲寺
戦国時代の武将北条早雲の菩提寺として創建されたお寺で、北条五代のお墓があることでも有名です。戦国時代の文化人として名高い北条長綱が作ったとされる枯山水庭園があり、鎌倉時代に作られた梵鐘(ぼんしょう)・北条早雲像など、重要文化財も保存されています。天正18年に一度焼失しており、現存する建物は江戸時代に再建されたものです。
玉簾の滝
玉簾の滝は、箱根湯本の温泉施設、天成園の敷地内にある滝です。延命の水として親しまれてきた湧き水を源流とする滝で、古くから箱根越えを目指す旅人に重宝されていました。
8mの高さから玉簾(たますだれ)のように水が流れ落ちることから玉簾(たまだれ)の滝と名付けられています。その絶景や水音の美しさは与謝野晶子や荻原井泉水といった文人からも愛され、歌にも詠まれるほどです。
本間寄木美術館
本間寄木は箱根が誇る伝統工芸の一つで、200年以上にわたってその技術が伝えられてきました。本間寄木美術館は、本間寄木の伝統工芸士でもある本間昇氏が収集したコレクションを中心に展示が行われている美術館です。江戸時代後期から昭和初期に作られた500点以上の寄木細工が収蔵されており、200点ほどが展示されています。
美術館には本間昇氏の工房が隣接しており、実際に寄木細工を作っている様子を見ることができるほか、自身でコースター作りの体験も可能です。熟練の職人がわかりやすく丁寧に指導してくれますので、小さなお子様連れのご家族でも安心して楽しむことができます。
玉簾神社
温泉宿泊施設、天成園の敷地内にある玉簾(たまだれ)の滝と飛烟(ひえん)の滝の間に鎮座している神社です。箱根神社(九頭竜神社)唯一の分社で、縁結びのパワースポットとして人気があります。無病息災や商売繁盛などのご利益もあり、本宮の九頭竜神社と一緒に参拝するとさらに効果が期待できるのだとか。ハート形の絵馬をはじめ、かわいらしいご当地キューピーなど、神社で販売されているグッズも好評です。
箱根北原おもちゃミュージアム
テレビ番組「なんでも鑑定団」で知られる北原照久氏のコレクションを収蔵している美術館です。明治・大正・昭和に作られたブリキのおもちゃやミニカーなど、貴重なおもちゃが3,000点以上も展示されています。おもちゃ以外にも邦楽・洋楽のレコードジャケットコレクションも豊富で、400枚以上のレコードジャケットが壁一面を埋め尽くす様子は壮観です。
ミュージアムショップでは、復刻版のおもちゃやキャラクターグッズ・地元箱根のおみやげなども販売されています。箱根観光のお土産購入スポットとしてもおすすめです。
深沢銭洗弁財天
箱根登山鉄道、塔ノ沢駅の上りホームを降りてすぐの場所にある神社です。金運アップのご利益で知られ、境内を流れる弁天癒水でお金を洗うと金運が上がると言われています。ザルとひしゃくが用意されていますので、訪れた際にはぜひ洗ってみてください。ちなみに、洗ったお金はすぐに使ったほうが良いということです。
飛烟の滝
玉簾(たまだれ)の滝と同じく天成園の敷地内にある滝で、玉簾(たまだれ)の滝のすぐ隣に位置しています。20mもの高さから勢いよく水が流れ落ち、水が煙のように立ち込めていることから飛烟(ひえん)の滝と名付けられました。
かつては天然の滝でしたが、関東大震災の影響で土砂に埋もれ渇水してしまったため、現存する滝は人工的に復元されたものです。滝の下には鯉やアヒルなどが泳いでおり、訪れた人の心を和ませてくれます。
箱根湯本についてもっとよく知りたい方は、次の記事もチェックしてください。「箱根湯本観光 温泉以外の観光スポットも充実! 見どころ&おすすめランチ」
芦ノ湖・元箱根・箱根町の
おすすめスポット
芦ノ湖は箱根屈指の景勝地として知られ、周辺にはさまざまな観光スポットがあります。ここでは、芦ノ湖を中心とする元箱根・箱根町エリアの見どころ・おすすめスポットを紹介しましょう。
芦ノ湖
箱根町にある神奈川県最大の湖です。湖としては珍しく、水源の大部分が湖底からの湧き水となっています。天気の良い早朝には湖面に映る美しい逆さ冨士を見ることができ、景勝地としても有名です。お正月に行われる箱根駅伝のゴール地点としても知られています。季節を問わず多くの人が訪れる観光地です。
箱根神社(九頭龍神社)
天平宝字(てんぴょうほうじ)元年に建てられた神社で、別名「宮ノ下箱根神社」とも呼ばれています。源頼朝や徳川家康など、多くの武将が勝運を祈願したことで知られており、ご利益は交通安全・心願成就・開運厄除などです。最近では、女性を中心に恋愛のパワースポットとして人気となっており、年々参拝者が増えています。
箱根関所
箱根関所は、江戸幕府が東海道に設置した関所の一つです。1869年、関所制度が廃止されたことによって取り壊され、その跡地が国の史跡となりました。江戸時代交通史において、非常に重要な史跡となっています。
現在、公開されている箱根関所は平成19年に復元されたものです。発掘調査で見つけた資料をもとに、当時の道具や技術を使って再現されています。当時の関所の様子をより深く知るには、敷地内の箱根関所資料館も見逃せません。箱根関所の歴史に関する展示や復元工事の映像を見ることができます。
成川美術館
成川美術館は、4,000点以上の作品を収蔵している日本画中心の美術館です。平山郁夫や山本丘人といった近代日本画を代表する巨匠から次世代を担う若手まで、ほかの美術館では扱っていない個性的な作品を数多く展示しています。
芦ノ湖畔の小高い丘の上に位置しており、一面ガラス張りの展望ラウンジから眺める芦ノ湖と富士山の大パノラマは絶景です。石井康治や三上亮による貴重な美術工芸品の器でお茶やケーキなどを楽しむことができるティーラウンジ「季節風」もあり、さまざまな角度から美術作品を楽しむことができます。
恩賜箱根公園
恩賜箱根公園は「日本の歴史公園100選」の一つです。庭園内は四季折々の花々で彩られ、1年を通してさまざまな景色を楽しむことができます。園内からは芦ノ湖や箱根外輪山・富士山を一望でき、その美しさは「かながわの景勝50選」にも選ばれるほどです。
旧函根離宮跡地につくられた公園で、当時の面影を感じることのできる場所も多く残されています。公園の中央にある旧離宮本館の礎石や江戸時代に作られた芦川橋・離宮時代の石積みなどは歴史ファンならずとも必見です。
箱根旧街道 杉並木
箱根旧街道の元箱根から恩賜箱根公園までの区間にある杉並木で、夏の暑さや冬の寒さから旅人を守るために作られました。いずれも樹齢400年以上で、国定史跡として保護されています。杉並木のおかげで日差しが遮られ、夏の暑い時期も快適です。現在はハイキングコースが整備されており、自由に散策を楽しむことができます。
箱根町立 森のふれあい館
森のふれあい館は、動物や植物の展示を通して自然の素晴らしさを伝えている施設です。ご家族・友人と共に、ピクニックやバードウォッチング・散策などを楽しむことができます。クイズを解きながら園内を回るウォークラリーやガイドと一緒に森を散策する学習教室も随時開催中です。
アクセス情報
住所:神奈川県足柄下郡箱根町箱根381-4MAP
電話番号:0460-83-6006
公式サイト:https://www.hakone.or.jp/morifure/
芦ノ湖・元箱根・箱根町についてもっとよく知りたい方は、次の記事もチェックしてください。「芦ノ湖・元箱根・箱根町 自然や歴史と触れ合える箱根有数のリゾート地」
仙石原の
おすすめスポット
仙石原は、箱根の中でも特に自然が豊かな地域です。野外美術館や植物園など、自然を感じることのできるスポットが数多く存在しています。ここでは、仙石原に行くなら見ておきたいおすすめスポットを紹介しましょう。
大涌谷
大涌谷は3,000年前に発生した火山性地すべりによって生じた崩壊地形です。箱根の代表的な観光スポットの一つで「かながわ景勝50選」にも選ばれています。かつては地獄谷の名で呼ばれており、今でも白煙が立ち込める火山活動を間近に感じることができます。現在、大涌谷の噴火警戒レベルの上昇により、火山周辺は立ち入り禁止です。
箱根各地に温泉水を送る泉源地にもなっており、地面から温泉が湧いている様子を見ることができます。ただし、あくまで泉源地であって、人が入浴することはできません。この温泉を利用して作られた温泉卵は「黒たまご」と呼ばれ、大涌谷名物としてお土産の定番となっています。
ポーラ美術館
2002年、ポーラ化粧品やポーラ化成工業の会長であった鈴木常司氏が数十年かけて集めた9,500点あまりの美術品を展示するために建てられました。19世紀以降の西洋絵画や近代日本絵画を中心に、陶磁器やガラスなどの工芸品・化粧道具などが展示されています。
箱根仙石原という自然の残る地域に美術館を建てるにあたっては、当初、近隣住民から反対運動が起こりました。そのため、仙石原の景観を保護するために建物の主要部分が地下に作られています。
2013年には、建物を取り囲んでいた遊歩道が「森の遊歩道」としてリニューアルオープン。豊かな自然や生息する動物たちと触れ合いながら散策を楽しめるようになりました。ご家族やカップルで楽しめるイベントも随時開催中です。
星の王子さまミュージアム
星の王子さまミュージアムは、発行部数1億4,500万冊の大ベストセラー絵本『星の王子さま』の作者、サン=テグジュペリの生誕100周年を記念して作られました。敷地内の建物や庭園は作者の過ごしていた風景を再現したもので、その完成度はまるで1900年代のフランスへタイムスリップしたかのように思えるほどです。
館内にはサン=テグジュペリの愛用品や手紙が展示されているほか、『星の王子さま』を執筆した当時の部屋も再現されています。また、映像ホールでは、作者の生涯や『星の王子さま』の物語が生まれた経緯を紹介した映像を上映。制作秘話をより詳しく知りたいファンは必見です。
箱根ガラスの森美術館
イタリアの伝統工芸品として知られるヴェネチアングラスを中心とした展示を行っている美術館です。建物や庭園までもがイタリアのヴェネチアをイメージして作られており、まるでイタリア旅行に来たかのような気分が味わえます。
二つの美術館があり、一つは15世紀から18世紀のヴェネチアングラスを中心に展示を行うヴェネチアングラス美術館、もう一つは19世紀後半に作られたガラス作品を中心に展示している現代ガラス美術館です。庭園にもクリスタルガラスのアーチやオブジェなどが配され、まさにガラスの森と呼ぶにふさわしい佇まいとなっています。
敷地内には、体験工房やミュージアムショップ・カフェレストランなども併設。一日を通して、さまざまな楽しみ方ができます。
箱根湿生花園
箱根湿生花園は、湿地帯に生息する植物を集めて作られた日本で初めての湿性植物園で、2016年にはオープン40周年を迎えました。国内外から集められた1,700種あまりの植物が育成されており、四季によってさまざまな風景を楽しめます。
誰でも快適に散策できるよう散策路が整備されているので、車イスの方でも安心です。園内に生息する各植物には名札が付けられているので、植物に詳しくない方でも心配いりません。
仙石原すすき草原
仙石原一面に広がるすすきの草原で、「かながわの景勝50選」や「かながわの花の名所100選」にも選ばれています。秋になると穂が一斉に色づき、その様子はまるで黄金の海のようです。
10月から11月中旬までが見ごろとなっており、毎年多くの観光客が訪れています。9月1日から11月30日までの期間は無料の臨時駐車場も用意されているので、ドライブがてらに立ち寄ってみるのもおすすめです。
仙石原についてもっとよく知りたい方は、次の記事もチェックしてください。「仙石原観光 金時山南麓に広がる高原地帯の見どころ&おすすめスポット」
強羅の
おすすめスポット
強羅は、箱根の中心に位置し、古くから温泉リゾート地として親しまれてきました。箱根の中でも根強い人気を誇る強羅の見どころ・おすすめスポットを紹介します。
箱根美術館
箱根に数多く存在する美術館の中でも最も歴史の古い美術館です。鎌倉・室町時代に製作された陶磁器を中心に、縄文土器や江戸時代のものなど、『日本のやきもの』をテーマにさまざまな作品が展示されています。また、美術館敷地内に日本庭園があり、四季折々の風景を味わうことができるのもポイントです。特に、和風庭園『神仙郷』は景勝地として国の登録記念物に認定されており、秋頃になると200本の紅葉が真っ赤に紅葉し、美しい光景を堪能することができます。
箱根強羅公園
大正3年に強羅の中心地に開園したフランス式整型公園です。当時、造園の第一人者であった一色七五郎氏によって設計されました。噴水を中心として左右対称に作られ、幾何学的に池や庭園が配されているのが特徴です。
たくさんの植物が植えられており、桜・つつじ・あじさい・紅葉・バラなど、四季折々にさまざまな花が楽しめます。特に、人気のバラは140種1,000株もあり、1年中花が途切れることがありません。
園内には「白雲洞茶苑」という茶室があり、茶席体験も楽しめます。この茶室は、三井コンツェルンの設立者で茶人としても知られていた益田孝氏が建設した貴重なもので、2001年には国の登録有形文化財に指定されました。
箱根写真美術館
2002年、箱根で活動する写真家、遠藤桂氏によって作られた自然の中にひっそりと佇む写真美術館です。遠藤氏自身が撮影した箱根からの富士山を中心に常設展示が行われています。四季折々にさまざまな表情を見せる豊かな景観は必見です。
館内にはカフェが併設されており、フランス仕込みのパティシエによる本格的なパウンドケーキやキッシュを味わうことができます。定期的に開催されている遠藤桂氏による写真教室も大好評です。
箱根マイセンアンティーク美術館
300年の歴史と伝統を持つヨーロッパ磁器の最高峰、マイセン窯のアンティークが展示されている美術館です。18世紀から19世紀までに作られた貴重なマイセン磁器を300点以上も見ることができます。
美術館として使用されている建物は、もともと日銀総裁の一萬田尚登氏の邸宅で、40年ほど前に青山から移設されたものです。オープン前荒れ放題だった庭はテレビ番組「大改造!!劇的ビフォーアフター」の企画で匠の手によってリフォームされ、開放的な庭に生まれ変わりました。
宮城野早川堤
毎年春になると600mにわたって150本の桜が開花する箱根有数の桜名所です。例年、4月の上旬から中旬にかけて見ごろを迎え、宮城野さくら祭りも開催されます。屋台などが出店されるほか、期間中は夜間のライトアップも行われ、幻想的な夜桜も鑑賞可能です。
桜の名所として以外にも、蛍の穴場スポットとしても知られています。6月下旬〜7月上旬になるとほたるが一斉に飛翔しはじめ、暗闇を照らす神秘的な光景は必見です。
強羅についてもっとよく知りたい方は、次の記事もチェックしてください。「強羅観光を200%満喫! 高級別荘地としても栄えた温泉リゾート」
宮ノ下・小涌谷・二ノ平の
おすすめスポット
宮ノ下・小涌谷・二ノ平は、古くは外国人向けの保養地として栄え、歴史に名を残す数々の著名人にも愛されていた地域です。ここでは、宮ノ下・小涌谷・二ノ平の見どころ・おすすめスポットを紹介します。
彫刻の森美術館
彫刻の森美術館は、国内初の野外美術館として1969年に建てられました。ロダン・ムーア・ミロなど、近現代を代表する彫刻家たちの作品120点以上を観賞できます。季節によって作品の見え方が大きく変化するのも野外美術館ならではの魅力です。館内にはピカソ館が併設されており、パブロ=ピカソの陶芸作品を中心に絵画・版画・彫刻などを楽しむことができます。
岡田美術館
明治時代に欧米人向けのホテルとして存在していた『開化亭』の跡地に建設された美術館です。全5階からなる館内に、日本・中国・韓国を中心とする古代から現代までの美術品が展示されています。中でも岡田美術館名物、縦12メートル・横30メートルの巨大壁画『風・刻』は迫力満点です。壁画正面には、源泉掛け流しの足湯が楽しめる足湯カフェがあり、足湯につかりながら食事やドリンクを楽しむことができます。
千条の滝
鷹巣山山麓から流れる蛇骨川の上流にある滝です。高さ3メートルの岩盤を幅25メートルに渡って水がすだれ状に流れており、水が千の糸となって流れるように見えることから『千条の滝』と名付けられました。小涌谷駅から浅間山へ向かうハイキングコースの入り口としても知られています。
宮ノ下・小涌谷・二ノ平についてもっとよく知りたい方は、次の記事もチェックしてください。「宮ノ下・小涌谷・二ノ平 明治時代から栄えた箱根有数の温泉地」
行ったら食べたい
箱根の絶品グルメ
箱根は海の幸・山の幸両方に恵まれており、グルメの街としても人気です。そこで、箱根に行くなら絶対食べておきたいおすすめのグルメスポットを紹介しましょう。
お食事処 釣舟うえ乃
芦ノ湖でワカサギ漁を営む親子が経営しているお食事どころです。湖のほとりに位置しており、芦ノ湖の絶景を眺めながら獲れたての新鮮なワカサギを使った食事を堪能できます。釣り船の貸し出しも行っており、ワカサギ釣りを楽しむ多くの人が訪れる人気店です。
アクセス情報
住所:神奈川県足柄下郡箱根町元箱根162MAP
電話番号:0460-84-8471
公式サイト:http://www.kojiri.com
いろり家
閑静な住宅街にある隠れ家的な居酒屋です。サーロインステーキ丼やアワビ丼など、高級食材を使った丼物メニューをリーズナブルに楽しめます。テレビ東京で放送されていたドラマ『孤独のグルメ』のロケ地として使用されたこともあるお店です。
アクセス情報
住所:神奈川県足柄下郡箱根町宮ノ下296MAP
電話番号:0460-82-3831
ガーデンレイルウェイ・カフェ
箱根仙石原にある模型会社『箱根模型工房クラフト』が運営している庭に鉄道模型が走るカフェです。スイスの鉄道世界遺産であるランドヴァッサー橋・ブルジオ駅のオープンループ橋を忠実に再現した本格的な模型を眺めながら、食事や飲み物を満喫できます。薪釜で焼く自家製ピザも好評で、イノシシやキジ肉を使ったピザはここでしか食べることのできない人気メニューです。
アクセス情報
住所:神奈川県足柄下郡箱根町仙石原567-23MAP
電話番号:0460-83-8881
公式サイト:http://www.craft-s.com/gardenrailwaycafe.html
箱根観光の宿泊に
おすすめの温泉旅館
箱根は古くから温泉地として栄えており、多くの温泉旅館があります。ここでは箱根観光の際にぜひ利用したいおすすめの旅館・ホテルを紹介していきましょう。
ホテル南風荘
小田急箱根湯本駅から車で5分の場所にある温泉付きホテルです。大自然に囲まれたロケーションに位置し、まるで森の中にいるような安らぎを感じることができます。花崗や青石を使った広々とした大浴場や露天風呂もポイントです。彫刻の森美術館や箱根ガラスの森など、周辺観光施設も充実しています。
アクセス情報
住所:神奈川県足柄下郡箱根町湯本茶屋179番地MAP
電話番号:0460-85-5505
公式サイト:http://www.nanpuso.co.jp
天成園
開放感溢れる屋上大露天風呂を楽しむことのできる温泉旅館です。山々に囲まれた静かな場所にあり、四季折々の風景を堪能できます。また、貸し切りの家族風呂も充実しており、ご夫婦・ご家族で気兼ねなく温泉を楽しむことも可能です。与謝野晶子の歌に詠まれたことでも知られる玉簾の滝をはじめ、滝を中心とした庭園も楽しめます。
アクセス情報
住所:神奈川県足柄下郡箱根町湯本682MAP
電話番号:0460-83-8500
公式サイト:http://www.tenseien.co.jp
月の宿 紗ら
2015年に12月にオープンしたばかりの『和モダン』をテーマとした温泉宿です。月の宿という名前の通り、館内のいたるところに月をモチーフとした空間が配されています。露天風呂付きの贅沢な客室で、冷蔵庫内の飲み物はすべて無料です。屋上には庭園があり、天気の良い日には星や月を眺めることができます。
アクセス情報
住所:神奈川県足柄下郡箱根町湯本588番地1MAP
電話番号:0460-85-7333
公式サイト:http://www.hotespa.net/hotels/sara/
自家源泉掛け流しの宿 箱根 花紋
箱根の表玄関である箱根湯本温泉の旧街道沿いに建つ温泉宿です。客室わずか16室の小さい宿ながら、10種類もの温泉を堪能できます。こだわりの懐石料理は月替わりメニューとなっており、いつ訪れても新しい感動があると評判です。
アクセス情報
住所:神奈川県足柄下郡箱根町湯本435MAP
電話番号:0460-85-5050
公式サイト:http://www.hakone-kamon.jp
ホテル おかだ
湯量豊富な五つの源泉を持つ老舗温泉ホテルです。露天風呂をはじめ、ジェット風呂・泡風呂・打たせ湯・大浴場など、さまざまな温泉施設が自由に楽しめます。特におすすめなのが、8階から絶景を堪能できる足湯です。料理も充実しており、地元でとれた魚介類・野菜などの新鮮な素材を、懐石料理・バイキングなどで楽しむことができます。
アクセス情報
住所:神奈川県足柄下郡箱根町湯本茶屋191MAP
電話番号:0460-85-6000
公式サイト:http://www.hotel-okada.co.jp/spa/
白湯の宿 山田家
白湯の宿 山田家は、箱根町強羅にある築60年の老舗旅館です。寄木細工をあしらった露天風呂が特徴で、白濁の源泉かけ流し温泉を24時間いつでも楽しむことができます。お部屋は純和風で、窓の外に広がる箱根外輪山は絶景です。ゆったりと落ち着いた贅沢な時間を満喫できます。
アクセス情報
住所:神奈川県足柄下郡箱根町強羅1320-907MAP
電話番号:0460-82-2641
公式サイト:http://www.2641.net
強羅花壇
緑豊かな国立公園内、旧閑院宮別邸跡地に建てられた温泉旅館です。3本の源泉を所有しており、そのうち2本は庭園内より湧き出る自家源泉となっています。平成3年には世界的に有名なホテルレストラングループ、ルレ・エ・シャトーの厳正な審査を通過し、加盟店となりました。国内のみならず、世界各国からの評価も高まっています。
アクセス情報
住所:神奈川県足柄下郡箱根町箱根町強羅1300MAP
電話番号:0460-82-3331
公式サイト:http://www.gorakadan.com
箱根ホテル小涌園
1959年開業の温泉ホテルです。日本を代表するリゾート地として古くから知られており、現在でも多くの外国人観光客に利用されています。そのため、伝統的な和食料理だけでなく、フランス料理・和洋中のバイキング・寿司割烹など、料理のバリエーションも豊富です。水着で遊べる温泉テーマパーク『ユネッサン』を併設しており、お子様連れのご家族も親子で楽しむことができます。
アクセス情報
住所:神奈川県足柄下郡箱根町二ノ平1297MAP
電話番号:0460-82-4111
公式サイト:http://www.hakoneho-kowakien.com
かんぽの宿 箱根
箱根外輪山の雄大な自然に囲まれた温泉宿です。天気のよい日にはロビーから富士山と芦ノ湖が一望でき、四季折々の景色が楽しめます。お部屋の種類も豊富で、落ち着いた雰囲気の和室から洋室・和と洋が融合した和洋室、琉球調の和モダン、犬と一緒に泊まれる部屋など、たくさんの中から選択可能です。すべての部屋がバリアフリーとなっており、保養地としても適しています。
アクセス情報
住所:神奈川県足柄下郡箱根町元箱根159MAP
電話番号:0460-84-9126
公式サイト:https://www.kanponoyado.japanpost.jp/hakone/
箱根温泉山荘 なかむら
小塚山の木立の中にある落ち着いた佇まいの温泉山荘です。大浴場はガラス張りとなっており、雄大な景観と四季折々の趣を感じながら源泉かけ流し温泉を堪能できます。一般的な温泉は23時頃には閉まってしまいますが、こちらは清掃時間を除いて24時間利用可能です。時間を忘れてゆったりと過ごすことができます。
アクセス情報
住所:神奈川県足柄下郡箱根町仙石原1283−97MAP
電話番号:0460-84-6012
公式サイト:http://hakonesanso-nakamura.jp
1年中楽しめる!
イベント & お祭り
箱根では1年を通してさまざまなイベント・お祭りが開催されています。気になるイベントをチェックして訪れてみるのもおすすめです。
夜のあじさい号
あじさいの見頃時期(6月中旬〜7月上旬)に合わせ、箱根登山電車では、ライトアップされた満開のあじさいをゆっくりと観賞できる臨時夜間運転が行われます。ゆったりと落ち着いた雰囲気はカップルのデートにもぴったりです。ライトアップポイントでは車内の照明が落とされ、暗闇に浮かぶ神秘的なあじさいを堪能できます。乗車には事前予約が必要となりますので、ご注意ください。
箱根強羅夏祭り大文字焼き
大正10年から毎年8月に開催されている伝統行事で、箱根三大祭りの一つです。350本の松明に一斉に火が付けられ、箱根外輪山の明星ヶ岳に巨大な大の字が浮かび上がります。
松明が燃え尽きるまでの40分間、スターマインやナイアガラなど、さまざまな仕掛け花火が打ち上げられ、火文字と花火が競い合う様子は圧巻です。
湖水まつり花火大会
毎年8月初旬に芦ノ湖で開催されている花火大会です。芦ノ湖夏祭りウィークの開幕を告げる花火大会で約4,000発もの花火が打ち上げられます。約5,000個の灯篭が浮かぶ幻想的な雰囲気の中、次々と花火が打ち上げられる様子は、一度見たら忘れられない美しさです。
湯河原温泉ほたるの宴
6月の初旬から中旬までの間、万葉公園内花木園で開催される初夏の大イベントです。この時期に合わせて1万匹もの幼虫が放流されており、暗闇に美しく浮かび上がるほたるの姿を観賞できます。入園は無料となっており、小さなお子様連れのご家族にもおすすめです。
箱根観光の
移動手段
箱根は移動手段が充実しており、車以外で訪れてもさまざまな場所をスムーズに回ることができます。ここでは、箱根観光に役立つ乗り物・公共機関を紹介しましょう。
箱根ロープウェイ
観光用としては世界でも有数の長さを誇るロープウェイです。早雲山駅・大涌谷駅・姥子駅・桃源台駅の4駅を8分間隔で結んでいます。ロープウェイの下には大涌谷や芦ノ湖といった箱根を代表する景観が広がっており、ゴンドラから見える景色は絶景です。
箱根 駒ヶ岳ロープウェー
箱根駒ヶ岳の頂上部と芦ノ湖畔の箱根園を行き来しているロープウェイです。2005年に駒ヶ岳ケーブルカーが廃止されたことにより、現在、箱根駒ケ岳へ向かう唯一の交通手段となりました。ロープウェイからは、芦ノ湖をはじめとする箱根の大自然を一望でき、天気が良い日には富士山も望めます。
駒ケ岳山頂は、箱根神社の元宮や壮観な景色を見渡せる展望台などがあり、多くの観光客が訪れる人気スポットです。箱根山最高峰の神山を通って大涌谷に向かうハイキングコースも整備されていますが、残念ながら火山活動の影響で現在は通行止めとなっています。
箱根登山鉄道
箱根登山鉄道は日本国内で唯一の本格的山岳鉄道です。小田原駅から強羅駅までを登山電車、強羅駅から早雲山駅までを登山ケーブルカーで移動できます。箱根観光を最大限楽しみたいなら、1日乗り放題のフリーパスがおすすめです。
箱根登山バス
箱根登山バスからは、観光に便利な『観光施設めぐりバス』が運行しています。レトロモダンな外見デザインで、車内から箱根の景色が楽しめるよう天窓が配されているのが特徴です。沿線には温泉施設や美術館・ショッピングスポットなどがあり、乗り降り自由の1DAY TICKETを利用することで、箱根の代表的な観光スポットを自由に楽しむことができます。
芦ノ湖 海賊船
箱根町港・元箱根港・桃源台港、3つの港を結んで芦ノ湖を一周する海賊船風の遊覧船です。船は全部で3隻あり、いずれも中世ヨーロッパに活躍した海賊船がモデルとなっています。30分〜40分で芦ノ湖を一周でき、フリーパスを使用すればご自身の観光プランに合わせて乗り降り自由です。
海賊船の甲板には海賊のマネキンが配置され、海賊の格好をしたスタッフが巡回しています。子どもはもちろん、大人も童心に返って楽しむことができるでしょう。
迷ったらここ!
箱根のお土産
箱根観光の締めくくりに欠かせないのがお土産選びです。箱根には、伝統的な和菓子から最新のスイーツまで、さまざまなお土産があります。そこで、代表的なお土産スポットをいくつか紹介しましょう。
箱根カフェ スイーツショップ
箱根湯本駅の改札口内あるスイーツショップです。箱根スイーツの新定番『箱根ロール』『箱根プリン』をはじめ、新鮮でビタミン豊富な長寿卵を贅沢に使用したスイーツを販売しています。箱根ロール・箱根プリンは午後には完売してしまうほどの人気となっているため、確実に購入するためにも早めの来店がおすすめです。
アクセス情報
住所:神奈川県足柄下郡箱根町湯本707 箱根湯本駅構内MAP
電話番号:0460-85-8617
営業時間:10〜18時
定休日:年中無休
公式サイト:http://www.odakyu-hotel.co.jp/hakone-cafe/
竹いち
箱根湯本駅から徒歩5分の場所にある人気練り物専門店です。すりつぶした白身魚の中にごぼうやたまねぎなどの旬な野菜を混ぜて揚げたすり身団子は箱根土産の定番となっています。その日に製造した分だけを販売しているため、午前中には売り切れてしまうことも少なくありません。
アクセス情報
住所:神奈川県足柄下郡箱根町湯本729MAP
電話番号:0460-85-6556
営業時間:9〜18時
定休日:木曜日
箱根銘菓 湯もち本舗 ちもと
1950年の創業以来、食品添加物を極力使わない製法にこだわり続けている老舗和菓子店です。名物の湯もちは、神奈川県指定銘菓にも認定されており、箱根を代表する銘菓となっています。ほんのり柚子の香りがするお餅の中に羊羹が練り込まれており、絶妙な甘さと食感がクセになる一品です。
アクセス情報
住所:神奈川県足柄下郡箱根町湯本690MAP
電話番号:0460-85-5632
営業時間:9〜17時
定休日:不定休
公式サイト:http://yumochi.com
箱根観光の
口コミサイト一覧
箱根観光をより楽しむためには実際に行った人の声を聞くのが一番です。そこで、実際に箱根観光を楽しんだ方が投稿したブログがまとめられているサイトをいくつか紹介します。
箱根旅行記 | 4travel.jp
国内最大規模の旅行口コミサイトです。箱根観光を楽しんだ方が投稿した4,000以上のブログを見ることができます。
KaycomDESIGN | 箱根旅行記
旅行ナビゲーターとしても活躍している管理者による旅行記です。写真をふんだんに使って箱根の見どころスポットを紹介しています。
おすすめの宿に泊まった人のブログ(口コミ)感想まとめ | 箱根温泉
管理者おすすめの温泉宿10選が紹介されており、宿ごとに実際に泊まった人のブログ記事がまとめられています。
箱根観光の
役立ちリンク集
箱根ナビ
小田急箱根グループが運営する箱根の情報サイトです。
箱根の温泉 公式ガイド
箱根温泉旅館ホテル協同組合が運営している箱根観光の総合サイトです。
箱根プロモーションフォーラム公式HP
箱根観光を軸とした地域活性化を目的として運営しているポータルサイトです。
箱根芦ノ湖なび
芦ノ湖温泉旅館組合が運営している芦ノ湖周辺に特化した情報サイトです。
箱根観光
まとめ
いかがでしたか? この記事では、箱根の温泉旅館・ホテルからおすすめの名所・グルメ・お土産など、箱根観光のお役立ち情報を紹介しました。箱根には四季折々の良さを感じることのできるスポットがたくさんあります。季節を変えて2回・3回と訪れることで、箱根の魅力をさらに感じることができるでしょう。