箱根強羅夏祭り大文字焼きは、箱根に大正時代から続く盂蘭盆会(うらぼんえ)の行事です。明星ヶ岳(通称・大文字山)に大の火文字を作り、花火を打ち上げます。
今回は、大文字焼きの楽しみ方やおすすめの見学スポットをご紹介しましょう。
先祖の御霊を
慰める行事
箱根強羅夏祭り大文字焼きの始まりは、お盆の送り火です。京都の五山の送り火とよく似ていますが、強羅祭りでは同時に花火大会も開催されます。山の中腹に浮かび上がる巨大な大の火文字と花火のコラボレーションはとても華やか。箱根で開催される最後の夏祭りということもあり、毎年大勢の観光客が訪れます。
花火と火文字の
ビュースポット
箱根強羅夏祭り大文字焼きのビュースポットとしておすすめなのが、箱根強羅公園です。当日は21時まで閉園時間を延長しているので、少しでも良い場所で花火を見ようと、毎年大勢の方が訪れます。強羅公園以外では、強羅駅から早雲駅までの沿線沿いで火文字がよく見えると評判です。ただし、場所によっては立ち止まってみることはできないので注意してください。当日は箱根登山バスが、箱根強羅大文字焼見物バスツアーを運行します。事前に予約すれば小田原駅から箱根強羅公園まで貸し切りバスが送迎してくれるので、混雑を避けたい方におすすめです。
箱根強羅夏祭り大文字焼き
アクセス情報
開催日時:毎年8月16日
開催場所:箱根登山鉄道強羅駅周辺
開催時間:19時30分~20時10分
注意事項:雨天時は花火大会は中止
問い合わせ:0460-82-2300 箱根強羅観光協会
交通情報:箱根登山鉄道強羅駅で下車すれば、花火や火文字が見られます。
強羅駅