東京深川にある江東区芭蕉記念館は、松尾芭蕉ゆかりの俳諧資料等を展示する資料館です。記念館には小さな日本庭園もあり、芭蕉が詠んだ俳句に出てくる植物などが植えられています。分館としてすぐ近くにある史跡展望庭園とともに日本らしい風情を感じることのできるスポットです。
この記事では、江東区芭蕉館の魅力や見どころ・アクセス情報・入館料などをご紹介しましょう。
こぢんまりとした
美しい庭園
江東区芭蕉記念館には、小さな日本庭園が付随しています。ここには芭蕉の俳句で詠まれることの多い植物が植えられており、池や滝も芭蕉が詠んだ句にちなんで造られた俳句の庭です。築山には芭蕉が住んでいた芭蕉庵を模した茅葺屋根の祠が鎮座しています。都会の真ん中でほっと一息つけるような場所ですので、観光途中に休憩がてら立ち寄るのもおすすめです。
隅田川を臨める
史跡展望庭園
記念館から徒歩3分の場所にある史跡展望庭園には、芭蕉の像や芭蕉庵のレリーフがあります。ここは、記念館の分館扱いになっているので、足を延ばしてみてもいいですね。庭園は隅田川と小名木川に隣接していますので、水辺の風景を臨むこともできます。
展示室と
図書室
展示室には、芭蕉が弟子の空にあてた手紙や句を記した短冊などの他、与謝野蕪村など、芭蕉の後の時代に出てきた俳諧師の資料などが展示されています。
図書館には芭蕉の研究書や紀行文・全集など約7千冊が納められており、その一部は館内で閲覧可能です。
江東区芭蕉記念館
アクセス情報
住所:東京都江東区常盤1-6-3
電話番号:03-3631-1448
開館時間:9時30分~17時(史跡庭園は16時30分まで)
休館日:毎月第2・第4月曜日(祝日除く)
入館料:大人200円・小中学生50円
駐車場:なし
交通案内:都営新宿線、都営大江戸線森下駅より徒歩7分
公式サイト:http://www.kcf.or.jp/basyo/
江東区芭蕉記念館