宮川町
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京都 宮川町
舞妓や芸妓が行きかう
風情ある町

宮川町は、建仁寺のすぐ近く、京阪祇園四条駅と五条駅の中間にある町です。祇園と並ぶ京都を代表する花街として知られ、日が暮れると舞妓や芸妓が通りを行きかいます。町の一部が祇園町南歴史的景観保全修景地区に指定されており、京町屋が立ち並ぶ風情ある町並みが観光客に人気です。

この記事では、宮川町の歴史や見どころ・おすすめの行事などをご紹介しましょう。

歌舞伎発祥の地、
宮川町の歴史

夜景(宮川町)

宮川町の夜

宮川町は、安土桃山時代の末期、出雲の阿国(おくに)が歌舞伎踊りを行っていた場所として知られています。江戸時代になると、女性が男性を接待する歓楽街として発展しました。

現在でも、宮川町は祇園甲部に続く京都有数の花街です。50人以上の舞妓や芸妓が所属しており、通りには舞妓遊びができるお茶屋が並んでいます。舞妓・芸妓の舞を見ることができる京おどりや五花街合同公演も開催され、観光スポットとしても人気のエリアです。

散策にもおすすめ
宮川町の魅力

宮川町は昔からの町並みが残っている場所です。この項では、宮川町の魅力をご紹介しましょう。

独特の風情を感じられる

町並み(宮川町)

風情ある町並み

宮川町は景観保全地区に指定されており、昔ながらの風情が残されている町です。夕暮れに通りを歩けば、舞妓や芸妓とすれ違えることもあります。

一見さんお断りのお店も多く、観光客が個人でお茶屋遊びをするのはなかなか難しいですが、町屋を改築したレストランやカフェも豊富です。和食をはじめ、フレンチやイタリアンなども楽しめます。

舞妓や芸妓の舞が楽しめる

宮川町歌舞会(宮川町)

宮川町歌舞会

宮川町では京おどりをはじめ、年に3回、一般の方も見学できるおどりの会が開かれます。予約が必要ですが、全国の大手旅行代理店などで気軽に予約可能です。値段もそれほど高くありません。おどりの会が行われている期間は、町全体にも飾り付けが行われ、華やいで見えます。おどりの会に合わせて町を訪れるのもいいですね。

宮川町
一押しイベント

宮川町では、1年を通して舞妓・芸妓に関連するイベントが行われています。この項では、その中でも一押しイベントをご紹介しましょう。

京おどり・みずゑ會

宮川町では、春と秋の2回、宮川歌舞練場(みやがわかぶれんじょう)で舞妓・芸妓によるおどりの会が開催されます。春に行われる会が京おどり、秋に行われる会がみずゑ會です。

春の会は15日間にわたって行われ、1日3回の公演があります。舞妓や芸妓のお茶席も用意されている会で、値段も手ごろです。秋のみずゑ會は開催期間4日と短いですが、古典を中心とした雅な唄や舞が披露されます。

どちらの会も見学するには事前に予約が必要です。当日券は販売されないので注意しましょう。

夏の風物詩 八朔

八朔は毎年8月に行われる行事です。この日は舞妓や芸妓が正装し、お世話になっているお茶屋さんや舞や踊りの先生の所へあいさつに回ります。あいさつ回りは日中に行われ、正装した舞妓・芸妓を昼間に見ることができる貴重な日です。

八朔の日は、正装した舞妓や芸妓の美しい姿をカメラに収めようと朝早くから大勢の人たちがやってきます。写真を撮りたい方は、早めに行って待機しておくのがおすすめです。

宮川町
アクセス情報

住所:京都府京都市東山区宮川町
駐車場:付近のコインパーキングを利用
交通案内:京阪祇園四条駅から徒歩10分ほど
公式サイトhttp://www.miyagawacho.jp

宮川町

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