万葉公園は湯河原の温泉街のほぼ中心にあります。園内には『万葉集』に詠みこまれた植物が植えられ、足湯を楽しめる施設や古代建築を模した万葉亭など見どころも盛りだくさんです。また、温泉街ならではの神様も祀られています。
今回は、万葉公園の魅力や楽しみ方についてご紹介しましょう。
万葉植物を
観察する
万葉植物とは、日本最古の歌集『万葉集』に詠みこまれている植物のことです。ハギ・ウメ・マツ・アシ・ナデシコ・オミナエシ・イネ・ウリなど約160種あります。園内にどのような植物があるか、観察してみるのもおすすめです。また、季節によって美しい花を咲かせるものもたくさんあります。
歌碑や神社を
訪ねて
万葉公園の中には、万葉集の中でただ一つ出湯(温泉のこと)を詠んだ歌の歌碑や国木田独歩の短編小説『湯河原行き』を刻んだ碑が建立されています。また、園内にある湯権現熊野(ゆごんげんくまの)神社に祀られているのは温泉の神様です。古代の建物を模した万葉亭ではお茶を楽しむこともできます。どれも他の場所では見られないものばかりですので、ぜひ足を運んでみてください。
足湯で
リフレッシュ
温泉地の公園らしく、万葉公園内には足湯を楽しめる施設、独歩の湯があります。足湯を楽しめる場は9つに分かれており、それぞれ違った足のツボを刺激できるような作りです。不調を感じる場所に合わせて足湯を使ってみてください。体や心の不調が軽くなるかもしれません。
万葉公園
アクセス情報
住所:神奈川県足柄下郡湯河原町宮上566
電話番号:0465-64-1234(湯河原温泉観光協会)
独歩の湯営業時間:10~18時(11月~2月は17時まで)
独歩の湯 料金:大人300円 子ども200円 (万葉公園は無料)
交通情報:湯河原駅より不動滝・奥湯河原行きバスに乗車、落合橋・公園入口下車
公式サイト:http://www.town.yugawara.kanagawa.jp/kankou/guide/manyo-park.html