箱根美術館
?評価について

箱根美術館
四季折々の美しい庭と
東洋美術に出合う

箱根美術館は箱根に点在する美術館の中で最も古く、1952年に開館しました。今の常設展示は鎌倉・室町時代に製作された力強く重厚な六古六古窯の壺やカメが中心です。そのほかには縄文時代の土器から江戸時代の陶器まで日本のやきものを展示しています。

今回は、箱根美術館の見どころや特徴をご紹介しましょう。

01. 美術館独自の
特徴と魅力

歴史ある美術館には展示品のほかにも文化的価値の高いものが数多くあります。ここでは、箱根美術館独自の特徴や魅力をご紹介しましょう。

別荘地と公園跡地に造られた美術館

箱根美術館

神仙郷

箱根美術館は神仙郷という複数の美しい庭園が組み合わさった場所に建てられています。神仙郷は、1944年に創立者である岡田茂吉氏が藤山雷太氏他の別荘地と強羅公園のうち和風庭園部分を買収。自ら設計して再整備した庭園です。広大な敷地に本館と別館、茶室などが点在しています。

美術館の歩み

箱根美術館の創立者である岡田茂吉氏は、戦後すぐに東洋美術品の蒐集につとめ、海外への流出を防ぎました。その収集品は、絵画・書跡・工芸・彫刻・焼き物まで多岐にわたります。現在、箱根美術館では埴輪から壺、カメなどの「焼き物」と、MOA岡田茂吉賞を受賞した現代作家の作品が展示の中心です。それ以外の美術品は姉妹館である静岡県熱海市のMOA美術館に展示されています。MOA美術館は2017年にリニューアルオープンの予定です。

02. ここに注目
美術館の見どころ

箱根美術館は展示品だけでなく、庭や茶室など見どころがたくさんあります。ここでは、特に一押しの美術館の見どころをご紹介しましょう。

岡田茂吉が設計した本館

本館(箱根美術館)

創立者 岡田茂吉氏が設計した本館

収蔵品の常設展示が行なわれている本館は、創立者である岡田茂吉氏が設計しています。建物は中国風で屋根に青瓦をふき、窓を大きく取った独特のデザイン。窓が大きいのは、自然光を取り入れ景色を楽しめるようにという配慮からです。本館の2階ロビーからは神仙郷と箱根外輪山が一望でき、四季折々の美しさが堪能できます。

岡田茂吉の思想や構想を展示 別館

箱根美術館の別館「岡田茂吉の世界」では、創立者で初代館長である岡田茂吉氏の書画や功績などをパネルで紹介しています。優れた文化人でもあった岡田茂吉氏の足跡をたどってみてください。

創立者の住居を移築した富士見亭

富士見亭(箱根美術館)

富士見亭

富士見亭は、東京・上野毛にあった岡田茂吉氏の住居だった「富士見亭」を移築したものです。岡田茂吉氏は、昭和10年代にこの住居で寝起きしながら美術館の構想を練ったと伝えられています。

無農薬の抹茶を楽しめる茶室 真和亭

真和亭(箱根美術館)

真和亭

富士見亭のすぐそばにある真和亭では、700円で季節のお菓子とお抹茶が楽しめます。創立者の岡田茂吉氏が自然農法の提唱者なので、使われるお茶もMOA自然農法産の無農薬のものです。

光琳堂で思い出の逸品を

ミュージアムショップ 光琳堂(箱根美術館)

ミュージアムショップ 光琳堂

光琳堂は、創立者の岡田茂吉氏が大正時代に東京で営んだ小間物店にちなんで名づけられたミュージアムショップです。箱根美術館のオリジナルグッズのほかに、茶道具も販売されています。無料休憩所も設置されており、大きな取った窓から眺める苔庭は必見です。

国の登録記念物にも指定された神仙郷

神仙郷(箱根美術館)

神仙郷

神仙郷は、前述したように創立者の岡田茂吉氏が買い取った土地を再整備して造り上げた庭園です。現在公開されているのは一部ですが、苔庭・萩の道・竹庭など見どころがたくさんあり、四季折々の景観が楽しめます。平成25年には国の登録記念物にも指定されました。

01. 紅葉も美しい苔庭

苔庭(箱根美術館)

苔庭

苔庭は、神仙郷の中で最も有名な場所です。1900平米の敷地内には130種類の苔と200本の紅葉が植えられており、苔の種類の多さでは日本一の庭園と言われています。箱根の紅葉スポットとしても名高く、紅葉シーズンには苔庭目当てで来館する方でにぎやかです。本館や光琳亭からも苔庭を眺めることができます。

02. 見ごろは9月萩の道

萩の道(箱根美術館)

萩の道

萩の道は別館前の八つ橋から本館へと続く道の名前です。自然石をそのまま積み上げた野面積みの岩をさりげなく隠すように、宮城野萩が植えられています。9月中旬になると薄紫の萩の花が満開になるので、時期が合えばぜひ訪れてみてください。近くには貸別荘を移築した萩の家もあります。

03. 中国風の竹庭

竹庭(箱根美術館)

竹庭

竹庭は、萩の道を抜けた先にある庭です。箱根美術館本館の外観に合わせて中国風の造りとなっているため、和風の庭園とは一風違った美しさを見ることができます。他の庭と比べてみてください。

04. 借景を用いた庭園 石楽園

石楽園(箱根美術館)

石楽園

石楽園は明神ヶ岳や明星ヶ岳・浅間山・相模灘を借景として用いた開放的な庭園です。樹木や草花、芝が効果的に配置されていて、立体的な美しさを演出しています。苔庭が苔のグラディエーションが作り出す平面的な美しさの庭園なので、見比べて見るのもおすすめです。

03. 箱根美術館
まとめ

いかがでしたか? 今回は箱根美術館の見どころと魅力をご紹介しました。展示品されている美術品だけでなく、神仙郷や美術館の建物も見どころなので、ぜひ時間をかけて観賞してみてください。

04. 箱根美術館
アクセス情報

住所:神奈川県足柄下郡箱根町強羅1300
電話番号::0460-82-2623
営業時間:9時30分~16時30分(12月~3月は16時まで)
休館日:木曜日(祝日除く)
入館料:大人900円 高大生400円 中学生以下 無料
駐車場:12台
交通案内:箱根ケーブルカー公園上、箱根美術館前下車 徒歩一分
公式サイトhttp://www.moaart.or.jp/hakone/index.html

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