光照寺
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北鎌倉 光照寺
キリシタン伝説が残る
シャクナゲの名所

光照寺は、北鎌倉にある時宗の寺院です。江戸時代にキリシタンたちを匿った寺としても知られ、シャクナゲ・レンギョウ・ユキヤナギといった草花の名所でもあります。住宅街にひっそりと佇む寺院ですが、見どころは豊富です。

今回は、光照寺の魅力や見どころをご紹介しましょう。

01. 伝説が数多く残る
光照寺の歴史

山門のくるす紋(光照寺)

山門のくるす紋

光照寺は、一向俊聖が開山した寺院です。建立された年代ははっきりとは伝わっていません。時宗の開祖である一遍上人が鎌倉に入ろうとしたところ、警備の武士に行く手を阻まれたためにやむなく野宿した場所に寺院が建てられたという伝説が残っています。

鎌倉には江戸幕府が開かれた後、江戸に住めなくなったキリシタンが移住してきました。光照寺は隠れキリシタンを庇護した寺としても有名です。今でも祈祷に使われていたキリシタンの燭台が残っています。

光照寺の山門には、くるす紋と呼ばれる家紋が刻まれていますが、これは九州豊後国岡藩主の中川氏の家紋の一つです。中川氏は鎌倉に東渓院という寺院を建立しましたが、明治時代に廃寺になった際、この寺に山門が移築されました。中川氏はキリシタン大名であったという説がありますが、はっきりとは分かっていません。

02. 花に仏像
光照寺の魅力

光照寺は、魅力や見どころが豊富です。ここでは、一押しの見どころをご紹介します。

信仰の証し 仏像

光照寺の本堂には、市の指定文化財でもある阿弥陀三尊像が祀られています。本尊の脇には釈迦如来像がありますが、これは東渓院に祀られていたものです。山門と一緒に明治時代に移されました。

東渓院は時宗ではなく、臨済宗の寺院です。宗派や宗教を超えていろいろな物や人を受け入れてきた光照寺の懐の深さが感じられます。

四季折々の花々

アジサイ(光照寺)

写真はシャクナゲではなくアジサイ

光照寺は別名シャクナゲ寺とも呼ばれ、毎年4月下旬から5月下旬まであでやかな花が本堂の周りに咲き誇ります。鎌倉の寺院というとアジサイが有名な場所が多いのですが、シャクナゲはアジサイほどではありません。そのため、開花時期でも比較的人が少なくゆっくりと観賞できます。

シャクナゲ以外にはユキヤナギ・レンギョウ・ツバキ・カンヒザクラなどが庭園に植えられ、1年中何らかの花が楽しめる場所です。

人々の信仰の足跡

おしゃぶき様(光照寺)

咳止めの神様 おしゃぶき様

境内には子育て地蔵や、おしゃぶき様と呼ばれる咳止めの神様などが祀られています。どちらも綺麗に整えられて花が飾られ、人々の信仰の篤さが垣間見える場所です。

おしゃぶき様は、昔は山門の脇にありましたが、参拝客が増えたため2010年に現在の場所に移築されました。咳止めだけでなく、健康のパワースポットとして人気です。

03. 光照寺
アクセス情報

住所:神奈川県鎌倉市山之内827
電話番号:0467-46-6355
拝観時間:9~16時
休日:無休
拝観料:100円
駐車場:なし
交通案内:JR横須賀線「北鎌倉駅」から徒歩5分

光照寺

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