松川遊歩道は伊東にある、松川(伊東大川)に沿って整備された約1キロの遊歩道です。川沿いには柳や桜が植えられ、シャレたデザインの街灯が立ち並んでいます。湯の町の情緒を楽しめ、東海館などの見どころも豊富です。ゆったりと歩きたい散歩道として人気があります。
今回は、松川遊歩道の魅力や見どころ・アクセス方法などをご紹介しましょう。
湯の町情緒を
感じられる遊歩道
松川遊歩道がある松川沿い一帯は、大正時代から昭和初期にかけて伊東温泉の中心でした。ですから、現在も東海館や旅館いな葉などの歴史ある温泉旅館の建物が残っています。昭和初期に建てられたこれらの建物は情緒たっぷりです。松川遊歩道からは川を挟んで建物を望めます。東海館は平成9年に旅館としての役割を終えました。現在は市の観光施設として、内部を見学することができます。散策の途中に東海館へ立ち寄ってみるのもおすすめです。
季節ごとに変わる
美しさ
松川遊歩道には柳の他に桜も植えられています。松川遊歩道の桜は早咲きの彼岸桜。毎年3月中旬のお彼岸の頃に咲きはじめます。少し早いお花見気分を味わいたいという方は、この時期の遊歩道散策がおすすめです。7月後半に開催される伊東花火大会の頃になると、遊歩道には提灯がつるされ、夜間には灯がともります。提灯の明かりに浮かび上がる遊歩道や柳は、幻想的な美しさです。秋になると桜の葉の紅葉も楽しめます。
松川遊歩道
アクセス情報
住所:静岡県伊東市松原
駐車場:駅周辺のコインパーキングを利用してください
交通案内:伊東線伊東駅より渚橋方面へ徒歩10分
松川遊歩道