神奈川県立近代美術館 葉山
相模湾が一望できる
海辺の美術館

他の美術館との違いは？
葉山館の特徴

葉山館は、他の美術館とは異なるさまざまな魅力に溢れた美術館です。ここでは神奈川県立近代美術館 葉山館の特徴を紹介します。

定期的にワークショップや企画展を開催！

葉山館では、定期的にワークショップや企画展などが開催されています。展示内容は公式サイトで確認可能です。小さなお子様から大人まで、幅広い年代の方が気軽に美術に親しむことができる美術館となっています。

学芸員の意見を積極的に採用

建物を建築する際、美術館を使用する学芸員の意見が積極的に取り上げられており、

1. 建物の高さを10m以下に抑え、建物が周囲の緑に沈みこんでいるように見せる。
2. 展示室に自然光や外の風景を取りこむ。
3. 建物の容積率を法定率の半分以下に抑えて緑地率を多くし、園庭を散策できるようにするなど自然との調和を図る。

といった特徴が備わっています。

子供連れでも楽しめる

美術図書館内には、美術に関する子ども向けの絵本などもあります。お子様が美術に親しむきっかけ作りにも利用できるでしょう。授乳室やベビーシート付のトイレもあり、ベビーカーの貸し出しもあるため、赤ちゃん連れの方でも安心です。美術図書館や庭園は無料で利用できます。夏や冬など外遊びが厳しい気候のときは、お散歩がてらやってくる親子連れも少なくありません。

近代美術館 葉山の
施設案内

ここでは、美術館内の施設の特徴や活用の方法をご紹介していきます。ぜひ利用するときの参考にしてください。

エントランスホール

幅広い年代の方がスムーズに利用できるよう、バリアフリー設計になっています。ベビーカーや車いすでも移動に問題はありません。地下の美術図書館に行きたい場合は、係員に申し出るとエレベーターが利用できます。

展示室

葉山館に天上の高さや広さの違う4つの展示室があります。自然光を照明として取り入れている部屋や、海が見える開口部が造られている部屋など開放的な造りが特徴です。作品と共に展示室の造りにも目を向けてみてください。

レストコーナー・展示ロビー

大きな窓がある休憩コーナーです。ベンチが設置され、窓からは葉山の海が一望できます。展示の間に目や足を休めるのもおすすめです。ただし、展覧会の内容によっては一部が使えなくなることもあります。

講堂

葉山館には、視聴覚設備を備えた講堂もあります。講演会や上映会などに利用されるほか、ワークショップの会場としても利用可能です。講演会や上演界のスケジュールは公式サイトで確認してみてください。

レストラン

ランチタイムからティータイムまで利用できる、カジュアルレストランです。メニューはカレーやハンバーグなどの洋食が中心で、手作りのシフォンケーキなどもおすすめ。レストラン内から一色海岸を一望できるため、レストランだけを利用しにくる方もたくさんいます。

ミュージアムショップ

展覧会の図録や美術書の他、美術館が収蔵している絵画や版画をモチーフとしたオリジナルグッズが販売されています。また、美術館にゆかりがある作家の作品も多く取り扱っており、「ここでしか買えない」というものもあるので、時間がある方はぜひ立ち寄ってみてください。観覧券がなくても利用できます。

美術図書館

地下1階にある美術図書館には、約83,000冊の蔵書があり、図書館内で自由に閲覧できます。（貸出不可）また、展覧会中はそれに関連した資料の特集展示が行われることも多いので、美術への理解をより深めたい方は立ち寄ってみてください。また、DVD・CDも収蔵されており、自由に視聴もできます。

近代美術館 葉山
まとめ

いかがでしたか？ 今回は神奈川県立近代美術館 葉山の魅力や特徴についてご紹介しました。気になる展示を公式サイトで見つけたら、ぜひ足を運んでみてください。また、緑豊かな庭も自由に散策できますから、デートコースに組み入れるのもおすすめです。