辻村植物公園は、明治時代に地元小田原の素封家である辻村家が設立した辻村農園と梅林を再整備した公園です。設立当時、西洋諸国から樹木や種子を積極的に輸入して栽培していたので、現在でも貴重な外国産樹木を見ることができます。
長期間栽培されている
外国産樹木
辻村植物公園には、長い時間をかけて大切に栽培された外国産樹がたくさんあります。綺麗に整備された地中海沿岸域原産のホソイトスギ並木やオーストラリア原産のユーカリノキが点在している場所は、異国情緒が感じられるスポットとして人気です。明治時代、試行錯誤をしながら外国産樹木を栽培した辻村家の人々の情熱も感じられます。初夏になるとユリの木やユーカリが開花するので、それに合わせて足を運んでみるのもおすすめです。
香り高い
560本の梅の木
辻村植物公園には、約560本の梅の木が植えられています。花の見頃は毎年2月下旬から3月上旬。梅の木が一斉に開花した様子は一見の価値があります。遊歩道も整備されていますので、ゆっくりと散策をしながら梅の花を愛でてください。お祭りなどは特に行われませんが、その分ゆったりと梅の花を観賞できます。写真撮影を楽しみたいのなら、平日の昼間がおすすめです。
辻村植物公園
アクセス情報
住所:神奈川県小田原市久野4377-1
電話番号:0465-24-3189 (小田原こどもの森公園わんぱくらんど管理事務所)
営業時間など:園内自由
駐車場:わんぱくらんどの駐車場を利用
交通案内:小田原駅西口より「いこいの森」行きバス乗車、「いこいの森」下車徒歩すぐ
公式サイト:http://odawara-jigyo-kyokai.jp/wanpaku/
辻村植物公園