荒川ダム(能泉湖)は、昇仙峡を流れる荒川上流にあるダムです。荒川は、昇仙峡のような絶景を作りだした一方で大雨で増水すると付近に激しい水害をもたらしたと伝えられています。荒川ダム(能泉湖)は水害を防ぎ、付近の住人の飲料水を確保するために造られました。現在は、昇仙峡と共に観光スポットにもなっています。
今回は、荒川ダム(能泉湖)の魅力や見どころをご紹介しましょう。
自然に囲まれた
人工湖
荒川ダム(能泉湖)は、1985年に完成したロックフィル式ダムです。昇仙峡ロープウェイから望むことができ、天気の良い日は水面に日光がきらめいて見えます。
ダム付近には記念館やトイレ・公園などが整備されて休憩スポットとしてもよく利用されている場所です。春から秋にかけてはツーリングやドライブの途中に立ち寄る方もたくさんいます。
ダムの周囲は御岳昇仙峡水源の森という水源の森百選に選ばれた森です。この森に集まった水が水源となって荒川の流れとなり、昇仙峡の美しい景観を作り出しています。
森林の
紅葉を楽しむ
昇仙峡と同じように、荒川ダム(能泉湖)は紅葉の時期が一番美しいと言われています。ダム湖周辺の木々が一斉に色づき、湖面に映る紅葉も見事です。
ダムがある平地より冬が早く訪れます。冬季はトイレが使用禁止になり、雪が積もると道が凍って危険です。紅葉を楽しむのなら、11月半ばあたりがおすすめ。事前に天気や気温を確認しておくと現地で寒さに困るということもありません。脱ぎ着できる服装で行くとより便利です。
荒川ダム(能泉湖)
アクセス情報
住所:山梨県甲府市川窪町浦の山972
電話番号:055-287-2006
駐車場:あり
交通案内:甲府駅から昇仙峡行バス乗車昇仙峡滝上下車、徒歩30分
荒川ダム(能泉湖)