江の島岩屋(江ノ島)
?評価について

江の島 岩屋
波の浸食によって造られた
江の島弁財天信仰発祥の洞窟

江の島 岩屋は、波の浸食によって江の島の南西岸にできた天然洞窟です。江の島弁財天信仰の発祥地といわれ、弘法大師空海や日蓮といった高僧が修行をしたと伝えられています。奥行き152mの第一岩屋と奥行き56mの第二岩屋の2つがあり、現在は江の島の人気観光スポットです。

今回は、江の島 岩屋の見どころや魅力をご紹介しましょう。

信仰の軌跡を
見学する

信仰の遺物(江の島 岩屋)

岩屋の中には様々な信仰の遺物が

岩屋の中には、江島神社発祥の地とされる古い石の祠をはじめとした信仰の遺物が残され、伝説も数多く伝わっています。特に、有名な伝説が以下の二つです。

  • 第一岩屋の奥が富士山の人穴に通じているという伝説。
  • 鎌倉幕府初代執権、北条時頼が岩屋に籠って子孫繁栄を願ったところ、弁財天が現れて願いを聞き届け、大蛇(龍)となって姿を消したという伝説。

洞窟内は見学しやすいように整備され、遺物には説明書きがありますので、時間をかけて回るのがおすすめです。訪れる前に岩屋にまつわる伝説を調べておくとより見学が楽しめます。

光や音による演出が行われている他、手燭(ろうそく)による見学も受け付けているので、より雰囲気を味わいたい方におすすめです。ただし、手燭による見学は混雑時には中止されます。

龍神に
願掛けをする

龍神(江の島 岩屋)

第二岩屋の龍神

第二岩屋には、龍神の像と雷太鼓が安置されています。江の島は弁財天信仰が有名ですが、古くから龍神信仰も盛んでした。龍神の像は龍神信仰に由来して建立されたものです。心の中で願い事を唱えながら雷太鼓を優しく2回叩き、その間に2回龍神が光れば願い事が叶うといわれています。願い事がある方は、ぜひチャレンジしてみてください。

第二岩屋の真上には、江の島屈指のデートスポットである恋人の丘と龍恋の鐘があります。

船から岩屋に
行ってみる

岩屋へは、陸路の他、船を使って行くことができます。江の島弁天橋の中腹と稚児ヶ淵をつなぐ遊覧船べんてん丸を利用すれば、陸路で40分程度かかる道のりがたった10分です。

短い船旅ですが、江の島を海から臨むことができますし、晴れた日には富士山を眺めることもできます。岩屋以外にも色々なところを観光したいという方は、利用してみるといいですね。

江の島 岩屋
アクセス情報

住所:神奈川県藤沢市江の島2丁目
電話番号:0466-24-4141
見学時間:9~17時(季節によって変更あり)
入洞料:大人500円・子ども200円
駐車場:島内のものを利用
交通案内:小田急江ノ島線片瀬江ノ島駅下車、徒歩30分(遊覧船べんてん丸を利用して約10分)

江の島 岩屋

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