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岡田紅陽写真美術館
山岳写真家の軌跡をたどれる
美術館

岡田紅葉写真美術館は、山中湖河口湖の中間あたりにある山岳写真家・岡田紅陽の作品を展示している美術館です。岡田氏は、生涯にわたって富士山を撮影し続けた写真家として知られています。旧五千円や新千円札の裏面に描かれた逆さ富士は、岡田氏の写真を基に描かれたものです。美術館の敷地内からは富士山も望めます。

今回は、岡田紅陽写真美術館の見どころや魅力をご紹介しましょう。

写真や資料を
見学する

美術館では岡田紅陽が撮影した富士山の写真を約50点、常設展示しています。岡田氏は晩年、「1枚として同じ富士は写していません」と語っていました。その言葉通り、長い時間をかけてさまざまな季節や場所から撮影した富士山の写真が展示されています。その中でも代表作の「湖畔の春」は、千円札の裏面に描かれた富士山のモチーフになったことでも有名です。

美術館ではその他に、岡田氏が実際に使用していた6台のカメラや日本画家、横山大観らとの交友を示す手紙などを展示しています。一通り見学すれば、岡田氏の人生の軌跡がたどれる展示です。

富士山以外の
写真を見る

美術館では、岡田氏が富士山以外を撮影した写真資料も展示しています。一つは、政府の嘱託で関東大震災の被害状況を撮影したものです。館内ではその写真をまとめた『関東大震災誌』が展示されています。

もう一つは、厚生省国立公園中央審議員に委嘱された際に撮影した全国の国立公園候補の写真です。この写真の一部が、1950年に富士山の写真と共に郵便切手の図柄に採用されました。

館内のサロンの窓からは晴れていれば富士山が望めます。館内で富士山の様々な写真を堪能した後で、改めて実際の富士を眺めるのも楽しいですよ。

岡田紅陽写真美術館
アクセス情報

住所:山梨県南都留郡忍野村忍草2838-1
電話番号:0555-84-3222 
開館時間:10時~17時
休館日:火曜日(祝日除く)12月29日~1月1日・臨時休館あり
入館料:大人510円 小中学生300円
駐車場:あり
交通案内:JR河口湖駅から御殿場御プレミアムアウトレット行バス乗車、忍野しのびの里下車徒歩すぐ
公式サイトhttp://shikinomori.webcrow.jp/

岡田紅陽写真美術館

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