龍宮窟は、下田市田牛の龍宮公園内にある海食洞です。海食洞とは、波の浸食作用によって岸壁にできた洞のこと。龍宮窟は天井の一部が崩れて直径50mほどの天窓もあいています。龍宮窟は天窓の周辺を歩くこともできますし、洞窟の内部に入ることも可能です。
今回は、自然が作り出した神秘的な空間、龍宮窟の魅力についてご紹介します。
自然が作った
神秘的な空間
龍宮窟は、内部に入ることができる海食洞です。道は整備されていますが、足元を整えるのを忘れずに。洞窟内部はやや湿度が高いものの、夏でもひんやりとしています。田牛の海は透明度が高く、洞窟内の海水も透き通っていて格別の美しさです。天気が良ければ天窓から日光が差し込み、幻想的な風景を見ることができます。最近はパワースポットとしても人気が高く、訪れる方は後を絶ちません。
龍宮窟を
上から観察
龍宮窟は、天窓の周りを一周できる遊歩道も整備されています。所要時間は15分ほど。波の浸食作用により洞窟内がハート形に見える場所もあり、カップルに人気のスポットとなっています。
青い海水と黄褐色の洞窟の壁との美しいコントラストも見どころのひとつです。時間に余裕があるならば洞窟内部に入った後で上から洞窟を見下ろして見ると、また違った美しさが感じられます。
龍宮窟で
磯遊びを楽しむ
龍宮窟の中では泳ぐことはできませんが、磯遊びを楽しむことはできます。洞窟内部は波も穏やかで、生物が隠れ住むことができる岩場も豊富です。どのような生き物がいるのか、観察してみるのもおすすめ。写真撮影などは自由ですが、生物を持ち帰ることはできません。観察した後は元の場所に返し、ひっくりかえした岩なども直しておくのがマナーです。
龍宮窟
アクセス情報
住所:静岡県下田市田牛
駐車場:あり(10台 海水浴シーズンは有料)
交通案内:下田駅より田牛行きバス乗車、前の浜下車 徒歩3分
公式サイト:http://shizuoka.mytabi.net/izu/archives/ryugukutsu.php