月桂冠大倉記念館
?評価について

京都 月桂冠大倉記念館
酒造りを楽しく学べて
きき酒ができる記念館

京都市伏見区にある月桂冠大倉記念館は、伏見の酒造りと酒造メーカーの月桂冠をテーマとする博物館です。博物館の建物自体が月桂冠発祥の地に建つ明治時代の酒蔵を改造して造られているため、歴史的な価値があります。酒造過程の見学や日本酒やワインのきき酒ができる他、事前予約をすればもろみ発酵の様子などを見学可能です。

この記事では、月桂冠大倉記念館の魅力や見どころをご紹介しましょう。

酒の製造過程を
見学する

記念館には酒造用具類が約400点常時展示されており、酒造工程にしたがって見学できます。館内に流れているのはかつて手作業で酒造りが行われていた際、作業に合わせて歌われてきたという酒造り唄です。

展示されている道具は酒を造るものだけでなく、焼印・朱印・銅板・金型などの出荷用具も多数あります。この他、月桂冠の古いラベルやビン・ポスターなども展示されており、日本酒好きならば楽しめること間違いなしです。

入場料を払うと、大人には日本酒1合、未成年には絵葉書がお土産としてついてきます。

きき酒を
楽しむ

館内では、見学の後で月桂冠の商品を数種類試飲することができます。きき酒をして気に入った商品があったら、記念館近くにある月桂冠旧本社を改造した伏見夢百衆(ふしみゆめひゃくしゅう)で購入するのもおすすめです。ここでは、お土産物販売の他、喫茶や観光案内を行っていますので見学後に一休みすることもできます。

車やバイクを運転してきた人はもちろん、自転車で来館された方は試飲できませんので注意してください。

内蔵酒造場を
見学する

内蔵酒造場の月桂冠酒香房は、記念館横にある建物で実際に昔ながらの方法で酒造りを行っているミニプラントです。前日までに予約すれば、ガラス越しにもろみを仕込む様子や発酵の様子などを見学できます。ただし、酒造りは不定期に行われるので必ずしも希望の行程が見学できるとは限りません。

日本酒造りは冬が本番です。厳冬期に訪れると酒造りの過程がより多く見学できます。

月桂冠大倉記念館
アクセス情報

住所:京都府京都市伏見区南浜町247番地
電話番号:075-623-2056
開館時間:9時30分~16時30分
休館日:8月13日~16日・12月28~1月4日
入館料:大人300円・未成年100円
駐車場:あり
交通案内:京阪電車中書島駅より徒歩5分
公式サイトhttp://www.gekkeikan.co.jp/enjoy/museum/

月桂冠大倉記念館

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