羽衣の松
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静岡 羽衣の松
天女が衣をかけたという
伝説が残る松

静岡市清水区にある三保の松原の中には、羽衣の松という特別な松があります。この松は天女が羽衣をかけたという伝説が残っていることで有名です。現在は三保半島にある御穂神社のご神体として三代目の松が大切にされています。

今回は、羽衣の松の魅力や見どころをご紹介しましょう。

伝説の松を
観賞する

羽衣の松

三代目の羽衣の松

羽衣の松は御穂神社のご神体であり、祭神の三穂津彦命・三穂津姫命が降臨される際のよりしろ(目印)になる木です。そのため、松の周囲は柵で囲まれています。柵の前に羽衣の松の石碑が建っていますので、そこから松を観賞したり記念撮影をするのがおすすめです。

現在の松は三代目に当ります。初代の松は1707年に富士山が噴火した際、海中に没してしまいました。二代目の松は樹齢650年を超えて衰弱が激しくなったため2010年(平成22年)に引退し、現在の松と世代交代を行います。二代目の松はしばらくそのまま残されていましたが、2013年に約3mの幹を残して伐採されました。

羽車神社(羽衣の松)

御穂神社の離宮 羽車神社

羽衣の松のすぐ側に建っているのは、御穂神社の離宮である羽車神社です。毎年行われる羽衣まつりでは伯良神社で採火された種火が神の道を通って羽車神社に奉納され、薪能のかがり火に使われます。

初日の出を
松の側から望む

毎年1月1日の夜明け前には大勢の方が三保の松原に集い、初日の出を拝みます。羽衣の松の側からでも初日の出は見えますから、そこで夜明けを待つのがおすすめです。

晴れていれば伊豆半島からの美しい初日の出が望めます。御穂神社は縁結び・安産・厄除けなどのご利益がある神社です。初日の出を望んだ後で羽車神社や御穂神社に初詣に行く方もたくさんいます。海風が冷たいので暖かい格好をして行くといいですね。

羽衣の松
アクセス情報

住所:静岡県静岡市清水区三保
駐車場:あり
交通案内:JR清水駅からしずてつジャストライン三保線乗車、三保の松原入口下車徒歩20分

羽衣の松

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