白濱神社は正式名称を伊古奈比咩命(いこなひめのみこと)神社といいます。静岡県下田市にある伊豆最古の宮として名高い神社です。御祭神の一つである三嶋大明神は、2400年前に黒潮に乗って伊豆下田の地に到着しました。
三嶋大明神はその後、現在の白濱神社の主神である伊古奈比咩命(いこなひめのみこと)を后神に迎え、白浜の地に社を構えて島造りに励み、御子神をたくさん生み出したと伝えられています。
今回は、そんな白濱神社の魅力と見どころをご紹介しましょう。
数多い
白濱神社の御利益
- 縁結び
- 子育て
- 夫婦円満
- 商売繁盛
- 漁業(海上安全)
- 交通安全
- 眼病快癒
- 武道上達
樹齢数千年
境内の古木
白濱神社境内には樹齢数千年の古木が複数あります。特に有名なのが、樹齢二千年の御神木である薬師のビャクシンと白龍のビャクシンです。薬師のビャクシンは幹の穴の中に薬師如来像が祀られ、命を授ける御神木として篤く信仰されています。白龍のビャクシンの方は1,300年前に枯れてしまいました。しかし、その姿が大地から飛び出した龍が天空に向かってかけ上っていく姿に見えるということで、現在でも詣でる人が多くいます。
縁結びの神様
見目弁財天
見目弁財天は、白濱神社の主神である伊古奈比咩命(いこなひめのみこと)をお守りする神様です。境内にたくさんある摂社の一つですが、特に縁結び・子授け・夫婦円満の御利益が篤い神社として人気があります。良縁を結びたい方や子宝に恵まれたい人は本殿と併せて詣でるのがおすすめです。10分程度で縁結びの特別祈願もできます。
神々を迎える場所
海岸鳥居
白濱神社裏手にある海岸も御神域の一部です。海に向かって突き出した岩の上には鳥居が建てられています。この鳥居は海岸鳥居といい、伊豆七島の神様を迎える場所です。白い砂浜と青い海、赤い鳥居のコントラストはとても神々しく、参拝者が後を絶ちません。
いつ参拝しても美しい場所ですが、特におすすめなのが夜明けの時刻です。時期によっては鳥居の間から朝日が昇る様子が見られます。
白濱神社
アクセス情報
住所:静岡県下田市白浜2740
電話番号:0588-22-1183
駐車場:あり
交通案内:伊豆急下田駅より白浜行きバス乗車、白濱神社下車すぐ
公式サイト:http://www.ikonahime.com/