湯前神社
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湯前神社
家康も湯治に訪れた
大湯前の古社

湯前神社は、熱海にある平安時代に建立された歴史ある神社です。熱海温泉の最初の源泉である大湯間歇泉の前に建っているので、この名が付きました。平安時代に「この湯(熱海温泉)を浴びればあらゆる病が治る」という御神託が下ったことに感謝して、温泉と医療の神様である少彦名命(すくなひこのみこと)を祀ったのが神社の始まりです。

今回は、湯前神社の魅力や見どころをご紹介しましょう。

湯前神社の
ご利益

  •  商売繁盛
  • 五穀豊穣
  • 良縁祈願
  • 起業成就
  • 病気平癒
  • 無病息災
  • 家運降昌

熱海温泉の
元湯を見る

大湯間歇泉

大湯間歇泉

神社のすぐ前にある大湯間歇泉は、熱海温泉の源泉です。関東大震災前までは盛んに熱湯を吹き上げ、世界三大間歇泉の一つにも数えられていました。残念ながら関東大震災の後は噴出の勢いが衰え、現在は人の手によって5分ごとに3分間ずつ噴出させています。

手水(湯前神社)

手水

熱海温泉の歴史は古く、徳川家康も湯治のために大湯を訪れていました。そのため、大湯には出世の湯という別名があります。現在は大湯に浸かることはできません。その代わり、手を洗う手水が設置されています。このお湯で手を清めてから参拝し、出世を願ってみるのも良いですね。

湯前神社

湯前神社境内

神社の境内は歴史を感じさせる神さびた雰囲気があります。敷地内にあるクスノキは県の天然記念物にも指定されている古木です。幹の半分は焼けてしまっていますが、それでも青々と葉を茂らせて力強い生命力を感じさせます。

湯汲み道中を
見学する

大湯(湯前神社)

大湯

毎年10月の第1土・日曜日には、湯前神社秋季例大祭あたみ湯祭りが開催されます。この祭りではお神輿が出る他に湯汲み道中が再現され、観光客に人気です。

江戸時代、将軍は熱海から大湯を江戸に運ばせて温泉を楽しんでいました。熱海から江戸までお湯を運んだ行列が、湯汲み道中です。熱海から江戸まで海路が整備されるまで、陸路の湯汲み道中は盛んに行われていました。お祭りではお湯を入れた桶をお神輿のように担いで、熱海の街を練り歩きます。日本人の温泉好きを実感できる行列です。

湯前神社
アクセス情報

住所: 静岡県熱海市上宿町4-12
電話番号:0557-81-9817
駐車場:なし
交通案内:JR熱海駅から徒歩15分

湯前神社

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