小動神社
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小動神社
風光明媚な地に立つ
勇壮な祭りの神社

小動神社(こゆるぎ)神社は、腰越にある小動山に建立された神社です。この神社を建立した佐々木盛綱は、小動山付近の景色を気に入って故郷近江の守護神である八王子宮の勧請を決意したと伝えられています。現在でもこの地の風光明媚さは昔と変わりありません。

今回は、小動神社の見どころや魅力をご紹介しましょう。

小動神社の
御利益

  • 商売繁盛
  • 産業興隆
  • 家内安全
  • 交通安全
  • 芸能上達
  • 航海安全
  • 大漁守護

武将の信仰篤い
小動神社の歴史

本殿(小動神社)

小動神社の本殿

小動神社は、源頼朝に仕えた武士である佐々木盛綱が建立した神社です。その名は、この地には風もないのに小さく揺れ続ける松があり、こゆるぎの松と呼ばれていたことに由来します。盛綱はこの松をとても気に入り、「天女が天界から降りてきて遊ぶ松」と称賛しました。

武将が建立したためか小動神社は武将の信仰を集め、新田義貞が戦勝祈願をしたことでも知られています。無事に戦に勝った義貞は、神社に太刀と黄金を寄贈し、この寄付によって社殿が建てなおされました。

現在、小動神社は絶景スポットとしても有名で、参拝がてら美しい景色を見たいという方がたくさん訪れます。

海を渡る神輿も
神社の見どころ

絶景スポットでもある小動神社は見どころも豊富です。今回は、その中でも一押しをご紹介します。

境内から絶景を望む

見晴台(小動神社)

境内にある見晴台

風光明媚な土地に建つ神社らしく、境内には見晴台(展望台)が設置されています。晴れた日には左手に稲村ケ崎と七里ケ浜の海岸・右手に江ノ島と富士山が望め、佐々木盛綱が気に入ったのも納得できる美しさです。

見晴台からの眺め(小動神社)

見晴台からの眺め

祭礼の時以外はいつ訪れても静かですから、よい景色をじっくり眺めたい方におすすめ。冬の方が空気が澄んで遠くまで良く見えます。

海を渡る神輿

毎年7月には、江ノ島神社と小動神社の合同祭礼である天王祭が開催されます。このお祭りの見どころは、海を渡る神輿です。

7月の第2日曜日に、江ノ島神社を出発した神輿が海を経由して小動神社に向かいます。その光景は勇壮で華やか。観光客もたくさん見物に訪れます。神輿の渡海は海岸まではすぐ近くで見られますが、濡れてもよい格好で見物に行くのがおすすめです。

小動神社
アクセス情報

住所:神奈川県鎌倉市腰越2丁目9-12
電話番号:0467-31-4566
駐車場:なし
交通案内:江ノ島電鉄腰越駅より徒歩すぐ

小動神社

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