鮎司平野屋
?評価について

京都 平野屋
400年の歴史がある
鮎料理の店

平野屋は、嵯峨野の鳥居本で約400年続いている鮎料理が名物のお店です。愛宕神社の一ノ鳥居のすぐ脇に店を構え、昔は愛宕神社に参詣する人々にお茶やお菓子を出す茶屋と鮎問屋を兼ねていました。やがて、鮎を料理屋へ卸すだけでなくお店で調理して食べさせるようになったと伝えられています。現在は、鮎だけでなく山菜やタケノコ・松茸・ぼたん鍋など四季折々の料理を楽しめる他、お茶とお菓子で一服できる店として人気です。

今回は、平野やの魅力をご紹介しましょう。

季節の料理を
食べる

室内(鮎司平野屋)

平野屋の室内

平野屋では、山の幸や保津川でとれた鮎をはじめとする川魚を使った料理を楽しめます。メニューは季節によって異なり、名物の鮎料理が食べられるのは6月から10月半ばまでです。

鮎は7・8月が旬といわれますが、6月の若鮎や9・10月の子持ち鮎、落ち鮎にもそれぞれ違ったおいしさがあります。料理を食べたい場合は昼夜問わず予約が必要です。

春は山菜やタケノコ、秋はマツタケ、冬はぼたん鍋や鹿のしゃぶしゃぶなどが食べられます。せっかく京都に来たのだからちょっと贅沢をしたいという方におすすめです。

お茶とお菓子で
一服する

店先(鮎司平野屋)

鮎料理だけでなくお菓子とお茶も

平野屋では料理だけでなく、米粉でできた志んこと呼ばれるお団子も販売しています。抹茶と一緒に店内で食べることもでき、人気です。

んこ独特の捻った形は愛宕山のつづら折りの山道を表わしているといわれています。かつては、愛宕神社の参道にあった多くの茶屋でふるまわれていたこの辺りの名物菓子です。

志んこの他にも、春限定の桜餅や冬限定の柚子しぐれなどのお菓子があります。愛宕神社に参拝した帰りに立ち寄って疲れを癒すのもいいですね。

歴史ある建物を
見る

鮎司平野屋

歴史ある建物

平野屋は約400年続く歴史ある店です。店の屋根は一部茅葺で、その上に生えた苔と共に風情を感じさせます。

部屋の中は、華やかさはありませんが歴史を感じさせる落ち着いた造りです。料理だけでなく店の建物も一緒に愛している方がたくさんいます。建物の風情や歴史を感じながらお料理やお菓子を食べるのもいいですね。

平野屋
アクセス情報

住所:京都市右京区嵯峨鳥居本仙翁町16
電話番号:075-861-0359
営業時間:11時30分~19時
定休日:なし
駐車場:あり
交通案内:京福電鉄嵐山駅から清滝行バス乗車、鳥居本下車、徒歩5分
公式サイトhttp://ayuchaya-hiranoya.com/

鮎司平野屋

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