貫一・お宮の像は、明治時代の大ヒット小説尾崎紅葉著『金色夜叉』の一場面を再現した銅像です。ドラマや映画でこの場面を見たことのある方も多いと思います。
お宮の松は元々は羽衣の松と呼ばれていましたが、すぐ側に紅葉の弟子の小栗風葉が金色夜叉の句碑を建てたことから、今の名に変わりました。
今回は、お宮の松・貫一お宮の像の見どころや魅力をご紹介しましょう。
小説の名場面を
再現した像
大ヒット小説『金色夜叉』は、戦前から何度も映画やドラマ化され、歌謡曲も作られました。小説を読んだことなくても、有名な熱海の別れの場面は知っているという方も多いと思います。
貫一お宮の像は、熱海の別れを再現した銅像です。一緒に写真撮影をしたり、銅像を見ながら小説や映画を思い出したりと色々な楽しみ方ができます。
銅像を見て『金色夜叉』に興味を持ったら、小説を読んだり映画を見たりするのもおすすめです。
松や記念碑を
見る
お宮の松は、銅像と同じように写真を撮る人がたくさんいます。傍らに立つ小栗風葉が詠んだ句の句碑の形も趣きがあるので、一緒に写真に収めるのもよいですね。
作家の川端康成は、歌碑の形と共に俳句をほめる文章を著作の中で残しています。句の内容は尾崎紅葉の功績を讃えるものです。
お宮の松・貫一お宮の像
アクセス情報
住所:静岡県熱海市東海岸町(国道135号下り車線沿い)
駐車場:近くに市営駐車場有り
交通案内:JR熱海駅より徒歩15分
公式サイト:http://www.ataminews.gr.jp/spot/113/
お宮の松・貫一お宮の像