深川不動堂
?評価について

東京 深川不動堂
斬新な新本堂で有名な
下町のお不動様

東京深川に位置する深川不動堂は、千葉県成田市にある成田山新勝寺の別院です。江戸時代には新勝寺の本尊が度々江戸まで出張に来ていましたが、明治時代になって正式な別院が造られました。深川のお不動さんとして地元の方からも親しまれています。2011年(平成23年)に新しく建てられた斬新なデザインの本堂は一見の価値ありです。

この記事では、深川不動堂の見どころや魅力・ご利益・アクセス情報などをご紹介しましょう。

01. 深川不動堂の
御利益

不動明王は煩悩を焼き尽くし悟りへと導いてくれる仏様です。この項では、そんな不動明王を本尊とする寺院のご利益をご紹介しましょう。

  • 心願成就(願い事が叶うこと)
  • 勝負必勝
  • 立身出世
  • 商売繁盛
  • 家庭円満
  • 病魔退散(病気にかからないこと)

02. 出開帳から始まる
深川不動堂の歴史

参道入口(深川不動堂)

参道入口

深川不動堂の本院である成田山新勝寺は、平安時代に弘法大師空海が開山したと伝わる歴史ある寺院です。江戸時代中期、歌舞伎役者の市川團十郎が新勝寺の本尊である不動明王を深く信仰し、芝居にも取り入れました。そこから、江戸時代庶民へと不動明王信仰が広がり、新勝寺への参拝客が増えて行きます。

こうした江戸での不動明王人気の高まりを受け、1703年に初めて新勝寺は江戸にある永代寺で出開帳を行いました。出開帳とは、本尊を別の場所に運んで人々に公開する行事です。この出開帳は大当りし、五代将軍徳川綱吉の生母、桂昌院(けいしょういん)も参拝に訪れました。以来、出開帳は江戸時代の間ずっと定期的に行われます。

明治時代になると神仏分離令(しんぶつぶんりれい)が発布され、仏教的なものを排除する廃仏毀釈(はいぶつきしゃく)運動が起こりました。しかし、不動明王を信仰する人々は仏様を守ろうと行動を起こします。その結果、永代寺は所属していた富岡八幡宮を離れて新勝寺所属の寺院となり、本尊の分霊が行われました。

深川不動堂はの関東大震災や太平洋戦争時の空襲によって伽藍がことごとく消失しています。しかし、その度に信徒の寄付や助力により再建されました。現在でも、不動堂は深川のお不動さんとして多くの人々に信仰され続けています。

03. 信仰を集め続ける
深川不動堂の魅力

深川不動堂は今も人々の信仰を集め続け、参拝者が途切れることはありません。この項では、そんな深川不動堂の魅力をご紹介します。

様々な年中行事

わらじ守り(深川不動堂)

わらじ守り

深川不動堂では、1年を通して色々な年中行事が行われています。毎年2月15日に行われる開運出世稲荷例大祭のように、特別なお札が授与される行事もあり、観光客だけでなく地元の方にも人気です。

行事が行われる日は、門前町である人情深川通りも賑わいます。寺院の行事日とは別に門前町は毎月1・15・28日に縁日が行われているので、それに合わせて訪れるのもおすすめです。この日は寺院も20時まで開かれています。

写経や写仏が行える修行体験

深川不動堂では、随時写経や写仏が行えます。事前予約制ではありません。観光の途中で時間が空いた時にも気軽に立ち寄ることができます。道具も不動堂に用意されているので、持ち物なども特に必要ありません。

毎月1日は写経大会が開かれ、毎月28日には写仏会が開かれます。この会は写仏や写経に併せて祈祷の会も営まれるので、何か願い事がある方は会に参加するのもおすすめです。

毎月第二日曜日には、御詠歌と呼ばれる仏教賛歌の会も開かれています。

04. 深川不動堂
境内の見どころ

深川不動堂の境内には、いくつもの建物があります。この項では、その中でも必見の場所をご紹介しましょう。

深川龍神

深川龍神(深川不動堂)

深川龍神

深川龍神は、水の神を祀っている水場です。龍の置物から水が流れ落ちており、そこに龍神願い札を浮かべてお願いすることができます。豊作や豊漁を願う人々の信仰を集め続けてきました。

本堂

本堂(深川不動堂)

本堂

深川不動堂の本堂は、2011年(平成23年)に新しく造られたものです。外壁に不動明王の真言が梵字で刻まれている斬新なデザインで、まるで美術館の建物のようにも見えます。落成式が行われた時には大変話題になりました。

堂内はバリアフリーになっていますので、車いすやベビーカーでも楽に入れます。本尊の他、両童子や四大明王が安置され、護摩修行なども行われている建物です。

旧本堂

旧本堂(深川不動堂)

旧本堂

旧本堂はかつての本堂で、現在の本堂が完成するまで本尊である不動明王が安置されていました。もともとは千葉県にある龍腹寺の本堂だった建物で、太平洋戦争の空襲で焼失してしまった本堂に代わって移築されました。現在は、区内最古の木造建築ということで、江東区の指定登録文化財に指定となっています。

内仏殿

内仏殿(深川不動堂)

内仏殿(旧本堂の後ろ)

内仏殿は、旧本堂の後ろにある建物です。本尊である不動明王以外の諸仏を祀っており、誰でも自由に参拝することができます。天井に描かれている大日如来蓮池図(だいにちにょらいはすいけず)は日本最大級の天井画です。

開運出世稲荷

深川開運稲荷(深川不動堂)

深川開運稲荷

開運出世稲荷は、本山である新勝寺に鎮座する成田山開運出世稲荷の分霊を祀っています。その名の通り開運や出世のご利益がある神社で、参拝者が絶えることはありません。社殿の周りには、信徒や参拝者から奉納されたのぼり幡がたくさんはためいています。

05. 深川不動堂
アクセス情報

住所:東京都江東区富岡1丁目17番13号
電話番号:03-3641-8288
拝観時間:8~18時(縁日の時は20時まで)
拝観料:境内自由
駐車場:あり
交通案内:東京メトロ東西線門前仲町より徒歩2分
公式サイトhttp://fukagawafudou.gr.jp

深川不動堂

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